20代のお金の価値観:40年後の1万円に泣くな
「1万円あったら何ができる?」って質問、今なら焼肉を食べてちょっと贅沢なスイーツを買ってもまだお釣りが来る感じ。でもこれ、40年後には、焼肉どころかランチ1回で消えるレベルになるかもしれません。計算してみたら、マジでそうだったんです。
1. 40年後の1万円は約4,529円に成り下がるらしい
インフレ率を年2%で仮定すると、現在の1万円は40年後に約4,529円の価値にしかならないんですよ。「いやいや、金の価値なんて変わらないでしょ」と思いたい気持ちはわかります。でも現実は違う。
例えば、昔の映画で「タバコ1箱100円」とか出てくるじゃないですか。(あれ?出てくるよね?)今、どこの世界に100円のタバコがあります?同じ1万円でも、未来のスーパーではカゴがスカスカの状態で会計することになるかもしれないんです。
だから、何が言いたいかっていうと、お金は寝かせても腐る。枕の下に隠してても未来の自分が泣くだけです。
2. 「毎月1万円」を未来に回すとどうなる?
さて、「じゃあ1万円を将来のために使うってどういうこと?」と思いますよね。試しに、毎月1万円を10年間コツコツと積み立てて、年3%の利回りで運用した場合を計算してみました。
結果、10年間で約1,397,414円(約140万円)になりました。
「ん?思ったより増えないじゃん?」って思いました?いやいや、普通に考えてみてくださいよ。これ、たった10年で月1万円で140万円になっているんですよ!?140万円出てくれば未来の30代の自分が、「ありがとう、20代の自分…!」って頭下げるに違いない。
3. 毎月1万円を今使い倒す場合の幸福感
一方で、「貯めるだけが正義じゃない」とも思うわけです。だって、20代の1万円って、幸福感を爆上げする力を持ってるんですよ。使い道としてはこんな感じ。
- 豪華焼肉エネルギーチャージ
- 書籍購入・ジム会費(意識が高い!!)
- ゲームの購入
- サブスク(Netflix、Spotify)
これを10年間やり続けたら、12万円×10年=120万円をすべて「その瞬間の楽しみ」に変換できます。未来の自分は困るかもしれないけど、「今」の自分は大満足です。
まぁ、書籍とかジムでの運動習慣についてはお金よりでかい財産であることは言うまでもないね。
4. 老後の2000万円問題を茶化さずに考える
さて、よく聞く「老後に2000万円必要」問題。
年金をもらっても生活費が月5万円の赤字を出す想定だと、33年分の貯金が必要という話。(自分も人生100年時代だとすれば生きてるはず。。)
これを「ふーん」で終わらせていいのか?いや、できればそうしたい。でも現実問題、20代から少しずつ準備すれば怖くないということも事実。
例えば、こんなプランはどうでしょう?
- 月1万円を積み立て(10年で140万円)
- 月1万円を20積み立てたら(年3%で、約328万円)
- 20・30代で貯めたお金が、将来の自分を助けてくれる
これくらいの計画を立てておけば、「老後に路頭に迷う」という最悪のシナリオは回避できます。もちろん、計画通りにいかないのが人生なんですけどね。
5. 「貯める」だけじゃなく「稼ぐ力」も鍛えろ
貯めるのもいいけど、やっぱり稼げるようになるのが一番です。20代のうちに「稼ぐ力」を身につけるのって、めっちゃ重要なんですよ。
例えば…
- 新しいスキルを学ぶ:プログラミングやデザインを身につければ、月5万円の副収入も夢じゃない。
- 趣味をお金に変える:イラスト、写真、ブログ…可能性は無限大。
稼ぐ力があれば、将来の1万円が物価上昇による「未来の4,529円」になるリスクも減らせます。
最後に:お金の価値観、どうする?
20代で大事なのは、「使う」と「貯める」のバランスです。今を全力で楽しみたい気持ちも、将来の自分に少しだけ残しておきたい気持ちも、どっちも正しい。
だからこそ…
- 毎月少しだけ貯める(運用も含めて)
- 残りは今を楽しむために使う
- 自分を高めるための「稼ぐ力」を磨く
この3つを意識すれば、未来の自分が「20代の私、よくやった!」って感謝する日が来るはずです。さあ、今日も1万円の使い道を考えながら、人生を楽しみましょう!