ゲームセンターでアルバイトをしてみたいと考えている方、多いのではないでしょうか?
「ゲームが好きだから」「楽しそう」「接客に興味がある」など、さまざまな理由で興味を持つと思います。
この記事では、実際に学生時代2年間ゲームセンターでアルバイトをして感じたことを体験談を交えてご紹介します。仕事内容や職場環境、メリット・デメリットをしっかり理解し、自分に合っているかどうかを判断してみてください!
目次
- ゲームセンターのバイト、結論から言うと…
- 具体的な業務内容
- お客さん対応
- クレーンゲームの設定
- 景品の補充
- アーケードゲームのカード詰まり、エラー対応等
- ゲーム機と店内清掃
- 売上金や景品の確認等
- 2年間働いて感じたこと
- 接客の楽しさ
- クレーマー対応の現実
- 足が疲れるフロア巡回
- 身につくスキルは少ない?
- ゲームセンターでバイトするメリットとデメリット
- こんな職場には注意!絶対避けるべきゲームセンターの特徴
- まとめ:ゲームセンターのバイトに向いている人・向いていない人
1. ゲームセンターのバイト、結論から言うと…
ゲームセンターのバイトは、「客層」「店舗のメイン業務」によって、働きやすさや雰囲気が大きく変わります。
- クレーンゲームがメインの場合:接客が多いため、人と話すのが好きな人に向いています。(私はクレーンゲームメインでした。)
- メダルゲームがメインの場合:作業が淡々としており、落ち着いて仕事をしたい人におすすめです。
注意点:
「ゲームが好き」という理由だけでバイトを始めると、理想と現実のギャップに苦しむことも。ゲーム好きが活かせる場面はあまり多くないので、接客に興味がある人や、アルバイト仲間と楽しく働きたい人には向いているでしょう。
2. 具体的な業務内容
ゲームセンターでのアルバイトにはどんな仕事があるのでしょうか?ここでは主な業務を3つに分けて紹介します。
2.1 お客さん対応
お客さん対応は、ゲームセンターのバイトで避けられない重要な仕事です。
- クレーンゲームの初期位置に景品を戻す。
- 詰まった場合のアドバイスをする。
- 頑張っているお客さんにアシストを提供する。
クレーンゲームに慣れてくると、自分の判断で適切なアシストができるようになります。お客さんが喜ぶ姿を見るとやりがいを感じられる部分でもあります。
2.2 クレーンゲームの設定
クレーンゲームの設定も重要な業務です。
- 土台の調整やアームのパワー調整。
- テストプレイで設定のチェック。
- 景品が取りやすい状態かを確認。
店舗ごとに異なるマニュアルがあるため、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば簡単にこなせるようになります。
入って3か月ほどからクレーンゲームの設定は任せてもらえたと思います。
2.3 景品の補充
景品が少なくなったら補充するのもアルバイトの役割です。裏から新しい景品を取り出し、指定の場所に配置するだけなので、比較的単純な作業です。ただし、景品の管理が雑な店舗では、探し物に時間がかかる場合もあります。
2.4 アーケードゲームのカード詰まり、エラー対応等
アーケードゲームは対戦ゲームや車のゲーム、幼児用乗り物など、ゲーム終了後にカードが排出されるものやボタンがたくさんついているもの等多岐多様です
毎日お客さんが操作するのでボタンの反応が悪くなったり時にはカードが詰まってしまうなどのエラーが発生するため対応が求めれます。
カード詰まりは誰でもすぐに対応できるようになりますし、ボタンの反応が悪くて対応を求められる時は基本本当に簡単な修理業務のみをアルバイトはするといった感じでした。社員さんもほとんど同じですね。結局本当の故障はメーカーを呼ぶしかないので。機械音痴のかたも怖がる必要ないですよ。
2.5 ゲーム機と店内清掃
お客様対応やクレーンゲームの設定ををしていない時に主にする仕事は、機体清掃と店内清掃です。
ゲーム機に付いた手垢や指紋をタオルで拭いたり、店内の床清掃、一番汚いのはプリクラエリアですね。。の清掃などをしながらお客様に声をかけられたらお客様対応を同時に行っていきます。
小さなお子さんが飲み物をこぼしたりしてしまうことも稀にあるのですが、先にも書いたようにプリクラコーナーが一番汚れてましたね。。
気が付いたら速やかに対応してあげることが大切です!
2.6 売上金や景品の確認等
いわゆるゲーセンにはたくさんのゲーム機がありますが1日ごとに何円の売上、プレイ階数(チケットで無料でできたりもするため売上金とイコールにはならない)、何個のプライズが出たのかなどを集計しておりました。新しいところだと電子で一括管理できるようですが私のところは一機ずつ目視確認でした。
3. 2年間働いて感じたこと
実際にゲームセンターで1年間アルバイトをしてみた感想を率直にお伝えします。
3.1 業務内容が楽(でも個人差と業態に差があり)
飲食バイトもしましたが、ゲームセンターはかなり暇でした。気軽に行って精神や肉体はそこまで疲れずに帰ってくることができました!あんまり頭使うこともなかったし、混んできたとしても基本は景品の補充やカードゲームのカード切れ補充。プリクラのシール切れ対応等でしたので一度覚えてしまえば超簡単作業。
3.2 クレーマー対応は避けられない
接客業で避けられないのがクレーマー対応です。
理不尽なクレームに対応しなければならないこともありますが、無理をせず、社員や上司に助けを求めるのがベスト。慣れてくると、逆に面白く感じることもあります。
ショッピングモールにあるゲームセンターがおススメかと思います。客層がファミリーや年配の方などが多いので比較的クレームもましです。
3.3 フロア巡回で足が疲れる
特に初めてのアルバイトで立ち仕事に慣れていない場合、1日中歩き回るのは辛いと感じるかもしれません。ただし、慣れてくると足腰が鍛えられるというメリットもあります。
あと、入った当初はマイクパフォーマンスもありました。これがまぁまぁめんどくさい。景品獲得したらおめでとうございます!おすすめの台や景品の説明など。でも途中から誰もやらなくなりましたね(笑)(自然消滅できた)
3.4 身につくスキルは少ない?
クレーンゲームが上手くなる以外に、目立ったスキルが身につくわけではありません。ただ、接客に慣れることで、他の接客業にも活かせる可能性はあります。
次のバイト先は就活のときに話せるエピソードづくりとしては弱いかもしれません。
4. ゲームセンターでバイトするメリットとデメリット
メリット
- 業務内容が楽:一度覚えてしまえば単調作業にできる
- 同年代の仲間と楽しく働ける:話しやすい環境が魅力的。20代から30代が多かったですね
デメリット
- クレーマー対応のストレス:精神的にタフさが求められる場面も。
- 足腰への負担:フロア巡回で疲れがたまりやすい。
- スキルの限定性:汎用的なスキルが身につきにくい。
- 暇 :私にとってはいいところだったのですが、平日は人もいないし暇です。
5. 絶対避けるべきゲームセンターの特徴
ゲームセンターでバイトを始める前に、職場環境をしっかり確認することが重要です。以下のような特徴がある店舗は避けた方が良いでしょう。
5.1 給料の不透明さ
15分刻みの切り捨てなど、労働基準法に反するような管理が行われている場合があります。事前に給与の計算方法を確認しましょう。
5.2 設定が渋すぎる店舗
景品が取れないような設定が多いと、お客さんとのトラブルが増えるため、働きづらさを感じることが多いです。
5.3 マニュアルが整備されていない
接客や機械の操作に関するマニュアルがないと、業務を覚えるのに苦労します。
マニュアルとは別だけど着ぐるみを着させられたりもすることはあるよ。
6. まとめ:ゲームセンターのバイトに向いている人・向いていない人
向いている人
- バイトは比較的楽なところがいいと思っている人
- ゲームやエンターテインメントに興味がある人。
- 同年代の仲間と楽しく働きたい人。
向いていない人
- クレーマー対応が苦手な人。
- 長時間の立ち仕事が辛いと感じる人。
- ゲーム好きだけが理由の人。
ゲームセンターでのアルバイトは、楽しい部分も多いですが、それ以上に現実的な側面もあります。事前に仕事内容や店舗環境をしっかり確認し、自分に合った場所で働くことが大切です。この記事を参考に、ぜひ最適なバイト選びをしてください!