「イーサリアムって、買ったらほったらかしでいいの?」「いつか1ETH=1000万円になるって本当?」「でも暴落したらどうしよう…」
イーサリアム(ETH)の長期投資を考えはじめると、こんなふうに期待と不安が同時にわいてきますよね。
この記事では、仮想通貨歴7年・総合投資歴10年以上のくらげが、イーサリアムを「ほったらかし」で持つのはアリなのかを、メリットと落とし穴の両方から正直に整理しました。さらに、1ETH=1000万円になるには何が必要なのかを時価総額から逆算し、過去の暴落の歴史、積立やステーキングのやり方、国内取引所での買い方までまとめています。
読み終わるころには、「自分はどのくらいの金額を、どんなルールでほったらかしにするか」が決められるはずです。
この記事の結論
- イーサリアムは、ほったらかし(長期保有・積立)と相性がいい銘柄。ただし「何もしない」ではなく「ルールを決めて放っておく」のが正解
- 1ETH=1000万円になるには、時価総額が今の約24倍(約1,220兆円)になる必要がある。不可能とは言い切れないが、かなり強気なシナリオ
- 過去には80〜90%超の暴落が2回ある。ほったらかしにするなら、半分以下になっても耐えられる金額にする
- 始めるなら、金融庁登録の国内取引所で少額の積立から。ステーキングで保有量を少しずつ増やすのもひとつの方法
くらげ「ほったらかし」って言葉はラクそうに聞こえるけど、じつは最初のルール作りが9割なんだよ〜。一緒に決めていこうね!


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イーサリアム(ETH)とは?ほったらかし投資の前に知っておきたい基本


イーサリアムは、2015年にヴィタリック・ブテリン氏らが公開したブロックチェーンです。その上で使われる仮想通貨がETH(イーサ)で、時価総額はビットコインに次ぐ世界2位となっています。
ビットコインが「デジタルゴールド」と呼ばれるのに対して、イーサリアムは「アプリを動かすための土台」です。スマートコントラクトと呼ばれるしくみで、DeFi(分散型金融)、NFT、ステーブルコイン、ゲームなど、たくさんのサービスがイーサリアムの上で動いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通貨名(ティッカー) | イーサ(ETH) |
| 公開 | 2015年7月 |
| 開発者 | ヴィタリック・ブテリン氏ら |
| 合意の方式 | プルーフ・オブ・ステーク(PoS)※2022年9月に移行 |
| 流通量 | 約1億2,208万ETH |
| 価格の目安 | 約42.3万円(CoinGecko 2026年9月26日時点) |
| 時価総額 | 約51.6兆円(世界2位) |
| 過去最高値 | 約73万円(2025年8月24日) |
※価格・時価総額は日々変動します。最新の数値は取引所やCoinGeckoで確認してください。
スマートコントラクトとは


スマートコントラクトは、「条件がそろったら、決められた処理を自動で実行する」プログラムのことです。たとえば「代金が支払われたら、デジタルの所有権を移す」といった契約を、銀行や仲介業者を通さずに実行できます。
イーサリアム上でアプリやサービスが使われるたびに、手数料(ガス代)としてETHが使われます。使われるほどETHが必要になるという点が、ほかの多くの仮想通貨とちがう「実需」のある部分です。
イーサリアムでできること
イーサリアムの上では、すでにたくさんのサービスが動いています。「実際に何に使われているのか」を知っておくと、長期で持つ理由を自分の言葉で説明できるようになります。
| 分野 | できること | 代表的なサービスの例 |
|---|---|---|
| DeFi(分散型金融) | 銀行を通さずに仮想通貨の交換・貸し借りができる | Uniswap、Aaveなど |
| ステーブルコイン | ドルなどに価格が連動したデジタル通貨を送れる | USDC、USDTなど |
| NFT | デジタルアートやゲームアイテムの所有を証明できる | OpenSeaなど |
| 資産のトークン化 | 国債やファンドなどをブロックチェーン上で扱う | 大手金融機関による実証・商品化 |


とくに最近注目されているのが、国債やファンドなどの伝統的な資産をブロックチェーン上で扱う「トークン化」です。大手の金融機関がイーサリアムを使った商品を出す動きもあり、長期で見たときの期待材料のひとつになっています。
PoS移行とETHの供給量


イーサリアムは2022年9月の「The Merge」で、マイニング(PoW)からステーキング(PoS)に移行しました。これにより電力消費は大幅に減り、ETHを預けてネットワークの運営に参加する人が報酬を受け取れるしくみになっています。
また、2021年の「EIP-1559」から、取引手数料の一部が焼却(バーン)されるようになりました。ネットワークが混雑すると焼却量が増え、供給量が減ることもあります。ただし、2024年のDencunアップデート以降は手数料が下がったこともあって焼却量が減り、供給量はゆるやかに増える時期もあるので、「ETHは必ず減り続ける」と考えるのは早計です。



「バーンで枚数が減るから必ず上がる」っていう話はよく見るけど、実際は使われ方しだいで増えたり減ったりするんだよね。
イーサリアムはほったらかしでいい?くらげの答え


くらげの答えは、「ほったらかしと相性はいい。ただし、条件つき」です。
短期の値動きを当てるのは、プロでもむずかしいもの。毎日チャートを見て売り買いすると、手数料や税金、精神的な消耗が積み重なっていきます。それなら、信頼できる銘柄を少しずつ買って、長い時間をかけて持つほうが、多くの人にとって現実的なんです。
ほったらかしに向いている理由1:長く使われてきた実績がある
イーサリアムは2015年の公開から10年以上動き続けていて、DeFiやステーブルコインなど、実際にお金が動くサービスの多くがイーサリアムやその関連ネットワーク上で動いています。「来年にはなくなっているかも」という心配が小さい点は、長期保有の前提として大事です。
ほったらかしに向いている理由2:保有するだけで報酬を得られるしくみがある
PoSに移行したことで、ETHはステーキングによって報酬を受け取れるようになりました。国内取引所でも、保有しているだけで報酬が付与されるサービスがあります。「持っているあいだに少しずつ枚数が増える」のは、長期保有と相性のいい特徴です。
ほったらかしに向いている理由3:機関投資家の資金が入りやすくなった
2024年に米国でイーサリアムの現物ETFが承認され、証券口座からETHに投資できるようになりました。さらに、ETHを大量に保有する上場企業も登場しています。大きな資金が長期で入りやすい環境になったことは、ほったらかし派にとってプラスの材料です。
それでも「条件つき」な理由
一方で、ETHの価格はCoinGeckoの記録で過去1年に約32%下がっています(2026年9月26日時点)。長期で見て右肩上がりの時期があっても、数年単位で大きく下がり続ける期間もあるということです。ほったらかしにするなら、下がっても売らずにいられる金額とルールを、最初に決めておく必要があります。



「ほったらかし」は「無関心」とはちがうんだよ〜。年に1〜2回はちゃんと見直す日をつくろうね!
ほったらかしにしてはいけない5つの落とし穴


ほったらかし投資で失敗する人には、共通するパターンがあります。くらげがとくに注意したい5つをまとめました。
落とし穴1:生活費や近いうちに使うお金を入れてしまう
「数年は使わない」と思っていたお金でも、急な出費で必要になることがあります。そのタイミングが暴落中だと、安値で売るしかなくなります。ほったらかしにしていいのは、なくなっても生活が困らないお金だけです。
落とし穴2:取引所に置きっぱなしで、セキュリティを確認しない
ログインのパスワードを使いまわしていたり、二段階認証を設定していなかったりすると、不正ログインのリスクが高まります。長く置いておくからこそ、最初にセキュリティをしっかり設定しておきましょう。
落とし穴3:秘密鍵やパスワードを紛失する
自分でウォレット管理をする場合、秘密鍵(シードフレーズ)をなくすと、だれにも復元してもらえません。数年後に「どこにメモしたか忘れた」とならないよう、保管場所を決めておくことが大切です。
落とし穴4:「高利回り」をうたうサービスに預けっぱなしにする
高い利回りをうたうサービスの中には、運営会社が破綻したり、出金が停止されたりした例が過去にあります。利回りが高いほどリスクも高いのが基本。預け先の運営会社や登録状況は、自分で確認しましょう。
落とし穴5:税金の記録をつけていない
売却して利益が出たときや、ステーキング報酬を受け取ったときは、原則として税金の対象になります。何年も記録をつけずにいると、確定申告のときに計算が大変になります。



ぜんぶ「最初にやっておけば防げること」なんだよね。ほったらかしの前の準備、ここだけはサボらないでね〜!


イーサリアムのほったらかし投資のやり方|積立・ステーキング・長期保有
ここからは、具体的なほったらかしのやり方を紹介します。組み合わせは自由ですが、はじめての人は「積立+ステーキング」がシンプルでおすすめです。
一括購入と積立のちがい


| 比較ポイント | 一括購入 | 毎月の積立 |
|---|---|---|
| 買うタイミング | 1回で決める | 毎月自動で分散される |
| 高値づかみのリスク | 大きい | 小さくなりやすい |
| 手間 | 最初だけ | 設定すればほぼ自動 |
| 向いている人 | まとまった資金があり、値動きに動じない人 | 毎月の収入から少しずつ投資したい人 |
毎月同じ金額で買い続ける方法は「ドルコスト平均法」と呼ばれます。価格が高いときは少なく、安いときは多く買えるので、平均の買値がならされるのが特徴です。ただし、価格がずっと下がり続ければ損失が出る点は変わりません。
積立シミュレーション:5年後の価格しだいでこう変わる


毎月1万円を5年間積み立てた場合(元本60万円)、5年後の評価額は、そのときの価格が「平均の買値」の何倍になっているかで決まります。わかりやすく3つのケースで比べてみました。
| 5年後の価格(平均の買値に対して) | 評価額の目安 | 損益 |
|---|---|---|
| 半分(0.5倍) | 約30万円 | 約30万円のマイナス |
| 同じ(1倍) | 約60万円 | ±0円 |
| 2倍 | 約120万円 | 約60万円のプラス |
※手数料・税金・ステーキング報酬は考えない単純な計算です。将来の価格を予想するものではありません。
こうして見ると、積立でも価格しだいで損失は出ることがわかります。「積立だから安全」ではなく、「積立はタイミングの失敗を小さくする方法」と考えるのが正確です。



くらげは、積立の金額は「半分になっても平気な金額」から逆算して決めてるよ〜。
ステーキングで保有量を増やす


ステーキングは、ETHを預けてネットワークの運営に参加し、報酬を受け取るしくみです。ネットワーク全体の報酬率は年数%程度で、取引所のサービスを通す場合は手数料が差し引かれるため、実際に受け取る利率はそれより低くなるのが一般的です。たとえばbitFlyerでは、2026年8月実績の年率が1.59%と公表されています。
| 方法 | 手間 | 注意点 |
|---|---|---|
| 国内取引所のステーキング | 保有するだけで報酬が付与されるサービスもある | 利率は変動。取引所によって対応状況がちがう |
| 自分でノードを運用 | 32ETHと専門知識が必要 | 設定ミスでペナルティを受けることがある |
| リキッドステーキング(Lidoなど) | ウォレット操作が必要 | スマートコントラクトのリスクがある |
ステーキング報酬は、あくまで「ETHの枚数が少し増える」ものです。ETHの価格が下がれば、円で見た資産は減ります。利率だけで判断しないようにしましょう。
保管方法をくらべる
長く持つなら、どこに置いておくかも大事です。主な保管方法の特徴をまとめました。
| 保管方法 | 手軽さ | 主なリスク | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 国内取引所に置いておく | とても手軽 | 取引所の不正アクセス・経営リスク | はじめての人、積立をしている人 |
| ハードウェアウォレット | 機器の購入と設定が必要 | 機器やシードフレーズの紛失 | 金額が大きくなってきた人 |
| スマホなどのソフトウェアウォレット | アプリで管理できる | 端末の紛失やウイルス、詐欺サイト | DeFiなどを使いたい人 |
はじめのうちは、金融庁に登録された国内取引所に置いておき、二段階認証をしっかり設定するのが現実的です。金額が大きくなってきたら、ハードウェアウォレットへの移動を検討するという順番でいいと思います。
レンディングを使う場合の注意
仮想通貨を貸し出して利息を受け取る「レンディング」というサービスもあります。ステーキングより利率が高いこともありますが、貸出先の運営会社が破綻すると資産が戻らない可能性があるなど、リスクの種類がちがいます。利用する場合は、貸出期間中は売却できないことや、運営会社の情報をよく確認し、資産の一部にとどめるのがおすすめです。


イーサリアムは1000万円になる?時価総額から逆算してみた


「イーサリアム 1000万になる」は、とても多く検索されている疑問です。ここは期待や雰囲気ではなく、数字で冷静に考えてみましょう。
1ETH=1000万円に必要な時価総額
仮想通貨の価格は、「時価総額 ÷ 流通量」で決まります。流通量を約1億2,208万ETHとして、1ETHあたりの価格ごとに必要な時価総額を計算すると、次のようになります。


| 1ETHの価格 | 必要な時価総額 | 今(約51.6兆円)の何倍か |
|---|---|---|
| 約42.3万円(現在) | 約51.6兆円 | 1倍 |
| 100万円 | 約122兆円 | 約2.4倍 |
| 300万円 | 約366兆円 | 約7.1倍 |
| 1000万円 | 約1,221兆円 | 約23.7倍 |
※流通量は約1億2,208万ETH(CoinGecko 2026年9月26日時点)で固定した概算です。実際の流通量は増減します。
1,221兆円という金額は、今のイーサリアムの約24倍。世界で最も時価総額の大きい企業でも数百兆円規模なので、それを大きく上回る水準です。「1000万円は絶対にない」とは言えないものの、かなり強気のシナリオだと考えるのが自然です。
1000万円に近づくために必要な条件
それでも、長い時間をかければ大きく成長する可能性はあります。1000万円に近づくには、たとえば次のような条件が重なる必要があるでしょう。
- 株式や債券、不動産などの資産がブロックチェーン上で取引されるのが当たり前になり、その多くがイーサリアム上で動く
- ステーブルコインの利用がさらに広がり、国際送金や決済の土台として使われる
- 機関投資家や企業が、ETHを長期の資産として大量に保有し続ける
- ソラナなどの競合チェーンにシェアを奪われない
どれも「起こりうる」ことですが、すべてが順調に進む保証はありません。強気の予想ほど、前提条件が多いということを覚えておきましょう。
現実的な目標の立て方
くらげは、「1000万円になるか」よりも、「自分の資産の何%をETHにするか」を先に決めるようにしています。1000万円を期待して資産の大半をETHにするより、仮に価格が2倍や3倍になったときに、生活や資産全体にちょうどいい影響がある金額で持つほうが、長く続けやすいんです。
ネットの価格予想との付き合い方
ネットやSNSでは、「2030年に1ETH=○百万円」といった価格予想をよく見かけます。こうした予想を見るときは、次の3点をチェックするのがおすすめです。
- 前提条件は何か:市場全体の成長率、ETFへの資金流入、ETHのシェアなど、どんな仮定で計算しているか
- だれが発信しているか:その銘柄を大量に保有している人や、取引を勧めたい事業者の予想ではないか
- いつの予想か:相場が強いときの予想は強気に、弱いときの予想は弱気にかたよりやすい
予想そのものが当たるかどうかより、「どんな条件がそろえばその価格になるのか」を読み取るほうが、自分の判断に役立ちます。この記事で時価総額から逆算したのも、同じ理由です。



夢を見るのは自由だけど、投資額は現実で決めようね〜。「1000万円にならなくても後悔しない金額」がちょうどいいよ!


イーサリアムは暴落する?過去の暴落と今後のリスク


ほったらかし投資で一番こわいのが暴落ですよね。まずは、過去にどれくらい下がったのかを見てみましょう。
| 時期 | 下落の目安 | 主な背景 |
|---|---|---|
| 2018年 | 高値から約9割下落(約16万円→約1万円前後) | ICOブームの終わり |
| 2021〜2022年 | 高値から約8割下落(約55万円→約13万円前後) | 金利上昇、大手業者の破綻 |
| 2025〜2026年 | 過去最高値約73万円から約42万円へ(約4割下落) | 市場全体の調整 |
※価格はCoinGeckoのデータをもとにした円換算の概算です。
過去には2回、8〜9割という大きな下落がありました。そこから時間をかけて高値を更新してきた歴史もありますが、次も同じように戻るとはかぎりません。
今後考えられる暴落の要因
- 市場全体の下落:金利上昇や景気の悪化で、リスク資産全体から資金が抜ける
- 大きな事件:取引所の破綻やハッキング、大規模なDeFiの不具合
- 規制の変化:各国の規制強化や、ETFなどの資金の流出
- 競合の台頭:ソラナなど、ほかのブロックチェーンにシェアを奪われる
- レイヤー2の成長の影響:取引がレイヤー2に移ることで、イーサリアム本体の手数料収入が減る
暴落に備えるためにできること
- 資産全体の中でETHの割合に上限を決めておく
- 一括ではなく積立で、時間を分散して買う
- 「半分になっても売らなくていい金額」で持つ
- 暴落時にあわてて売らないよう、見直しの日を決めておく
暴落したときにくらげが確認すること
大きく下がったときは、あわてて売り買いする前に、次の順番で確認するようにしています。
- なぜ下がったのか:市場全体の下落なのか、イーサリアムだけの問題なのか
- 買った理由はまだ生きているか:イーサリアムが使われ続けているか、開発は続いているか
- 資産全体に占める割合は大丈夫か:生活に影響が出る水準になっていないか
- ルールどおりに行動しているか:感情で決めようとしていないか
市場全体の下落で、イーサリアムの使われ方そのものに変化がないなら、積立を続けるという判断もあります。逆に、ハッキングや規制などでイーサリアム自体の前提が大きく変わった場合は、保有を見直すきっかけになります。



暴落のときに一番やっちゃいけないのは、パニックで全部売ること。そのための「最初のルール」なんだよね〜。


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イーサリアムは「オワコン」?よく言われる不安と考え方
「イーサリアム オワコン」「イーサリアム どうなる」と検索する人も少なくありません。よく聞く不安と、それに対するくらげの考え方を整理しておきます。
| よく言われる不安 | 実際のところ | くらげの見方 |
|---|---|---|
| 価格がビットコインほど伸びていない | ETH/BTCの比率は長く下がる時期が続いた | 比率は変動する。両方を持つのもひとつの方法 |
| ソラナなどに負けている | 手数料の安さや速さで、利用が増えているチェーンはある | DeFiやステーブルコインの残高では依然として大きな存在 |
| レイヤー2に価値を吸われる | 取引の多くがレイヤー2に移り、本体の手数料収入は減った | レイヤー2の成長がイーサリアム経済圏の拡大につながるかがポイント |
| 手数料が高くて使いにくい | Dencun以降、レイヤー2の手数料は大きく下がった | 使いやすさは改善してきている |
こうした不安は、どれも「まったくの的外れ」ではありません。実際に、ETHの価格がビットコインより弱い時期は何度もありました。大事なのは、不安材料と安心材料の両方を知ったうえで、自分がどれくらい持つかを決めることです。
「オワコンだから全部売る」「絶対に大丈夫だから全力で買う」といった極端な判断ではなく、割合を調整しながら持ち続けるのが、ほったらかし派にとって現実的な答えだと思います。


イーサリアムのこれから|アップデート・ETF・競合


長期で持つなら、イーサリアムがこれからどう変わっていくのかも押さえておきたいところです。
これまでと今後の主なアップデート
| 時期 | アップデート | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2022年9月 | The Merge | PoSへの移行 |
| 2023年4月 | Shapella | ステーキングしたETHの引き出しが可能に |
| 2024年3月 | Dencun | レイヤー2の手数料を大きく引き下げ |
| 2025年5月 | Pectra | ステーキングやウォレットの使い勝手を改善 |
| 2025年12月 | Fusaka | データ処理の効率化でスケーラビリティを向上 |
| 今後 | Glamsterdamなど | 処理能力のさらなる向上が計画されている |
イーサリアムは、年1回前後のペースで大きなアップデートを重ねています。開発が続いていることは長期保有の安心材料ですが、アップデートの内容や時期は変わることもあるので、公式の発表で確認しましょう。
ETFと機関投資家


米国では2024年にイーサリアムの現物ETFの取引が始まりました。ETFを通じた資金の出入りは、価格に大きな影響を与えるようになっています。日本では2026年9月時点で仮想通貨の現物ETFは買えませんが、制度の見直しが議論されています。
ETFを通じて入ってくる資金は、長期で保有されることも多い一方、市場が不安定なときには大きく流出することもあります。ETFの資金の流れは、ニュースサイトなどで日々報じられているので、ときどきチェックしておくと市場の空気がつかみやすくなります。
競合との関係


ソラナなど処理が速く手数料の安いブロックチェーンも、利用者を増やしています。イーサリアムは、レイヤー2(アービトラムやベースなど)と組み合わせることで処理能力を補う戦略をとっています。「イーサリアムの経済圏全体が伸びるか」を見ていくのがポイントです。


くらげ流|イーサリアムほったらかし投資の4ステップ


ここまでの内容をふまえて、くらげがすすめる「ほったらかし」の手順を4ステップにまとめました。
- ステップ1:金融庁登録の国内取引所で口座を開設する(二段階認証まで設定する)
- ステップ2:毎月の積立額を決めて、自動積立を設定する(半分になっても困らない金額に)
- ステップ3:必要に応じてステーキングを設定する(利率と条件を確認)
- ステップ4:年1〜2回、割合と記録を見直す(増えすぎたら一部を利益確定する)
とくにステップ4が大事です。ETHが大きく値上がりして、資産全体に占める割合が決めた上限を超えたら、一部を売って割合を戻す。これを「リバランス」といいます。ほったらかしでも、年に数回だけ手を動かすことで、リスクを大きくしすぎずに済みます。
ほったらかし投資の1年間の過ごし方(例)
「ほったらかし」といっても、1年のうちに何をすればいいのかイメージしにくいですよね。くらげの場合は、だいたいこんな流れです。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 始めた月 | 口座開設、二段階認証、積立の設定、ルールをメモに書く |
| 毎月 | とくに何もしない(積立が自動で続く) |
| 半年後 | 資産全体に占める割合をチェック。ルールどおりか確認 |
| 年末 | 年間の取引記録・報告書を保存し、翌年の積立額を見直す |
| 確定申告の時期 | 必要な人は申告。税金の計算を済ませる |
やることは年に数回だけです。そのかわり、「始めた月」の準備だけはしっかりやっておきましょう。
利益確定・売り時の考え方
ほったらかしでも、「いつ売るか」は考えておきたいところです。くらげは、次のようなタイミングで一部の売却を検討します。
- 資産全体に占めるETHの割合が、決めた上限を大きく超えたとき
- 住宅や教育など、使う予定のお金が近づいてきたとき
- 買った理由(イーサリアムが広く使われ続けること)が崩れたとき
全部を一度に売るのではなく、「元本分だけ売って、残りは持ち続ける」「上がるたびに少しずつ売る」など、段階的に売る方法もあります。売ったあとに上がっても後悔しにくく、気持ちの面でも続けやすくなります。
ビットコインとの組み合わせ方の例
イーサリアムだけでなく、ビットコインも一緒にほったらかしにする人は多いです。割合に正解はありませんが、考え方の例を表にしました。
| タイプ | ビットコイン | イーサリアム | 考え方 |
|---|---|---|---|
| 安定重視 | 7割 | 3割 | 時価総額が大きく値動きがやや小さいBTCを中心に |
| バランス | 5割 | 5割 | 2大銘柄に均等に分散 |
| 成長重視 | 3割 | 7割 | アプリの利用拡大に期待してETHを多めに |
※あくまで考え方の例で、特定の配分をおすすめするものではありません。仮想通貨全体の割合は、資産全体の中で無理のない範囲にしましょう。
ほったらかしに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 5年、10年と長い目で持てる人 | 数か月で結果を出したい人 |
| 値動きを毎日見なくても平気な人 | 少し下がるだけで不安になり、売りたくなる人 |
| 毎月決まった金額を投資に回せる人 | 生活費を削って投資しようとしている人 |
| 年に1〜2回の見直しを続けられる人 | 完全に放置して忘れてしまいそうな人 |



見直しの日はカレンダーに入れちゃうのがおすすめだよ〜。くらげは誕生日と年末にチェックしてるんだ!
イーサリアムの買い方|コインチェックで始める手順


イーサリアムは、多くの国内取引所で日本円から購入できます。ここでは、アプリが使いやすく、積立サービスもあるコインチェックを例に手順を紹介します。
イーサリアムを購入するなら、国内大手のCoincheck(コインチェック)がおすすめです。
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ステップ1:口座を開設する


アプリをダウンロードしてメールアドレスで会員登録し、SMS認証をします。そのあと、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)と顔写真を提出すれば、審査完了後に取引を始められます。


ステップ2:日本円を入金する
銀行振込、コンビニ入金、クイック入金などで日本円を入金します。手数料や反映時間は方法によってちがうので、公式サイトで確認してください。
ステップ3:イーサリアムを購入する


アプリの「販売所」でETHを選び、金額を入力して購入します。販売所は操作がかんたんな反面、スプレッド(売値と買値の差)がかかります。慣れてきたら、手数料をおさえやすい取引所形式や、毎月自動で買える積立サービスも検討してみましょう。
ほったらかし派が取引所を選ぶときのポイント
イーサリアムを取り扱っている国内取引所はたくさんあります。ほったらかし投資で使うなら、次のポイントをくらべてみてください。
- 積立サービスがあるか:毎月自動で買えると、ほったらかしがぐっとラクになる
- ステーキングに対応しているか:対応状況や利率、報酬の受け取り条件は取引所によってちがう
- 手数料・スプレッド:販売所のスプレッドは、長く続けるほど効いてくる
- アプリの使いやすさ:年に数回しか開かないからこそ、迷わず操作できることが大事
- セキュリティ:金融庁の登録、二段階認証、資産の分別管理などを確認する
どれか一つで決めるより、「積立+ステーキング+使いやすさ」のバランスで選ぶのがおすすめです。複数の取引所を用途で使い分ける人もいます。
※サービス内容や手数料、最低購入額は変更されることがあります。最新の情報は各取引所の公式サイトで確認してください。



最初は数千円から始めて、アプリの使い方や値動きに慣れるのがいちばんだよ〜。




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イーサリアムの税金|ほったらかしでも知っておきたいこと
2026年時点では、仮想通貨の利益は原則として「雑所得」となり、給与などとあわせて課税される総合課税(所得税の最高税率45%+住民税10%)の対象です。会社員の場合、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になるのが原則です。
税金がかかるタイミングは、主に次のようなときです。
- ETHを売って日本円にしたとき
- ETHでほかの仮想通貨を買ったとき(交換)
- ETHで買い物をしたとき
- ステーキング報酬を受け取ったとき(受け取ったときの価格で所得になる)
保有しているだけでは課税されないので、ほったらかしで持ち続けているあいだは、原則として税金はかかりません。ただし、ステーキング報酬は受け取った時点で所得になる点に注意が必要です。
仮想通貨の税制は、株式のような申告分離課税(約20%)への見直しが議論されていますが、適用の時期や条件は今後の法改正しだいです。最新の情報は国税庁などで確認してください。



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イーサリアムのほったらかしに関するよくある質問
Q. イーサリアムは本当にほったらかしでいいですか?
長期保有と相性のいい銘柄ですが、「何もしない」のではなく、投資額・保管方法・見直しの日を最初に決めておくことが大切です。年1〜2回は、資産全体に占める割合と取引の記録を確認しましょう。
Q. イーサリアムは1000万円になりますか?
1ETH=1000万円になるには、時価総額が2026年9月時点の約24倍(約1,220兆円)になる必要があります。可能性がゼロとは言えませんが、多くの前提条件がそろう必要がある強気のシナリオです。
Q. 今から買っても遅くないですか?
将来の価格はだれにもわかりません。タイミングに迷うなら、一度に買わずに毎月少しずつ積み立てる方法を選ぶと、高値で一度に買ってしまうリスクを小さくできます。
Q. 暴落したらどうすればいいですか?
事前に決めたルールにそって行動するのが基本です。生活に影響のない金額で積立をしているなら、あわてて売らずに積立を続けるという考え方もあります。ルールがないまま不安で売ってしまうのが、いちばん避けたいパターンです。
Q. ステーキングは安全ですか?
取引所のステーキングは手軽ですが、利率は変動し、取引所の経営リスクなどもあります。自分でウォレットを使う方法には、スマートコントラクトの不具合や操作ミスのリスクがあります。しくみとリスクを理解したうえで利用しましょう。
Q. 取引所に預けたままでも大丈夫ですか?
金融庁に登録された国内取引所は、顧客の資産を分けて管理するルールがあります。ただし、不正ログインなどのリスクはあるため、二段階認証の設定やパスワードの管理は必ず行いましょう。
Q. ステーキング報酬にも税金はかかりますか?
原則として、ステーキング報酬は受け取った時点の価格で所得(雑所得)として扱われます。報酬を売っていなくても対象になるので、受け取った日と数量を記録しておきましょう。
Q. 月数千円の少額でも意味はありますか?
あります。少額でも、値動きを体験しながら長く続けることで、投資の感覚が身につきます。慣れてきて、ルールも固まってから金額を増やすほうが、最初から大きな金額で始めるより失敗しにくいです。
Q. ビットコインとイーサリアム、ほったらかしにするならどっち?
どちらか一つにしぼる必要はありません。値動きの性格が少しちがうので、両方を少しずつ積み立てて分散する人も多いです。自分の目的に合わせて割合を決めましょう。


まとめ|イーサリアムは「ルールを決めてほったらかし」が正解


最後に、この記事のポイントをまとめます。
- イーサリアムは長く使われてきた実績と、ステーキングのしくみがあり、ほったらかし投資と相性がいい
- ただし過去には8〜9割の暴落が2回あり、ここ1年でも約3割下がっている
- 1ETH=1000万円には時価総額が約24倍になる必要がある。強気のシナリオとして考える
- 始めるなら、国内取引所で少額の積立から。ステーキングやレンディングはリスクを理解して使う
- 年1〜2回の見直しと、税金の記録だけは忘れずに
「ほったらかし」は、ラクをするための方法というより、感情にふりまわされずに長く続けるための方法です。まずは少額から、自分のルールをつくって始めてみてくださいね。



最後まで読んでくれてありがとう〜!ルールさえ決めれば、あとはのんびり見守るだけだよ。


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※本記事の価格・サービス内容などの情報は2026年9月26日時点のものです。最新情報は各取引所・公式サイトでご確認ください。本記事は特定の暗号資産の購入を勧誘するものではありません。暗号資産は価格変動が大きく、元本を割り込む可能性があります。投資判断はご自身の責任で、余剰資金の範囲で行ってください。


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