シンボル(XYM)はオワコン?上場廃止の流れと将来性【2026年】

仮想通貨XYM(シンボル)は将来性ない?オワコン?将来性や今後について解説

「シンボル(XYM)ってもうオワコンなの?」「海外で上場廃止が続いているけど、日本でもなくなるの?」と不安に思って調べている人は多いですよね。

XYMは、日本でも人気の高かったネム(NEM/XEM)の次世代版として、2021年に登場した暗号資産です。登場時は大きな期待を集めましたが、その後は価格が大きく下がり、海外の大手取引所での上場廃止も続いています。

この記事では、仮想通貨歴7年・総合投資歴10年以上のくらげが、XYMが「オワコン」「将来性がない」と言われる理由、上場廃止の流れ、それでも残っている材料、価格のシミュレーション、そして2026年10月時点で日本で売買できる取引所を、データをもとに整理します。

この記事の結論

  • XYMは2026年10月17日時点で約0.44円(約0.0028ドル)・時価総額ランキング670位。CoinPaprikaの最高値(約0.54ドル、2021年11月)から約99.5%下の水準です
  • 海外ではバイナンス(2024年8月に発表)やBybit(2025年4月)、国内ではGMOコイン(2025年6月28日)が取扱いを終了しました
  • いっぽうで、ビットバンクとビットトレードでは2026年10月17日時点でも取引が行われていて、日本円での売買はまだできます
  • 「オワコン」と言われる理由ははっきりありますが、ネットワークとコミュニティは動いています。持つなら少額にとどめ、取扱い状況をこまめに確認するのが現実的です
シンボル(Symbol)のロゴ
くらげ

XYMはネムからの流れで持っている人も多い銘柄なんだよね。だからこそ、思い入れと今のデータを分けて見ていきたいんだよ〜

目次

シンボル(XYM)とは?基本データ【2026年10月】

シンボル(Symbol)は、ネム(NEM)の技術を受け継いで作られた新しいブロックチェーンです。そのブロックチェーンで使われる暗号資産が「XYM(ジム)」です。よく「シンボル」と呼ばれますが、正確にはSymbolがブロックチェーンの名前、XYMが通貨の名前になります。

項目内容(2026年10月時点)
ブロックチェーン名Symbol(シンボル)
通貨名XYM(ジム)
公開2021年3月
コンセンサスPoS+(プルーフ・オブ・ステーク・プラス)
総供給量約83.9億枚(最大約90億枚)
現在の価格約0.44円(約0.0028ドル)
時価総額約26.8億円・ランキング670位
最高値約0.54ドル(2021年11月23日、CoinPaprika)

価格・時価総額・最高値・総供給量の出典:CoinPaprika(2026年10月17日時点)。国内ではビットバンクで約0.448円、ビットトレードで約0.449円の取引を同日に確認しました(各社の公開API)。

SymbolとXYMの違い

少しややこしいので整理しておきます。

  • Symbol:ブロックチェーン(ネットワーク)の名前
  • XYM:Symbolの上で使われる暗号資産の名前(読み方は「ジム」)

ネムでいえば、NEMがブロックチェーンでXEMが通貨、というのと同じ関係です。この記事では、わかりやすさのために「シンボル(XYM)」と書いていますね。

NEMとSymbol、XEMとXYMの関係を説明した図

NEMからSymbolへの流れ

ネムは2015年に動き出したブロックチェーンで、日本でも多くのファンがいました。その次世代版として開発されたのがSymbolで、2021年3月に公開されました。公開時には、条件を満たしたXEMの保有者にXYMが配布されたため、ネムを持っていた人がそのままXYMも持っているケースが多いんです。

ネム(XEM)とシンボル(XYM)のちがい

項目ネム(XEM)シンボル(XYM)
公開2015年2021年3月
コンセンサスPoI(プルーフ・オブ・インポータンス)PoS+(プルーフ・オブ・ステーク・プラス)
位置づけ初代のブロックチェーンネムの技術を受け継いだ次世代版
主な特徴日本で人気が高かった企業向けの機能を強化

両者の関係はネム・Symbolの公式情報や報道をもとに整理しました。

ネムとシンボルは「親子」のような関係ですが、別々のブロックチェーンで、通貨も別ものです。ネムの価格が上がってもXYMが上がるとは限らないし、その逆もあります。両方を持っている人は、それぞれの取扱い状況を別々に確認する必要があります。

NEMからシンボル(XYM)が生まれるまでの流れを示した図
くらげ

「ネムを持ってたら、いつの間にかXYMも持ってた」って人も多いんだよね。まずは自分がどれだけ持っているか確認してみてね〜

Symbolの技術的な特徴

Symbolには、企業や自治体でも使いやすいように設計された機能がいくつもあります。

  • PoS+:保有量だけでなく、ネットワークへの貢献度も考えてブロックを作る人を選ぶしくみ
  • ハーベスティング:XYMを持っている人がネットワークの維持に参加し、報酬を受け取れるしくみ
  • モザイク:独自のトークンをかんたんに発行できる機能
  • マルチシグ:複数人の承認がないと送金できないようにする機能
  • パブリックとプライベートの両方に対応:企業が社内向けのチェーンと組み合わせやすい設計
Symbolの主な機能を紹介した画像

こうした機能は、「プログラムをたくさん書かなくても、ブロックチェーンを業務に使える」ことを目指したものです。技術的な評価は高いものの、その強みが価格に結びつくかは別の話、というのがXYMの難しいところです。

XYMはオワコン?そう言われる5つの理由

「xym オワコン」は、この記事でいちばんクリックされている検索ワードです。感覚ではなく、確認できる事実から理由を整理します。

理由① 価格が最高値から約99.5%下がった

CoinPaprikaのデータでは、XYMの最高値は2021年11月23日の約0.54ドルで、2026年10月17日時点の約0.0028ドルはそこから約99.5%下の水準です。最高値付近で買った人から見ると、ほぼ200分の1になってしまった計算です。

シンボル(XYM)の最高値と2026年10月の価格を比べた棒グラフ

理由② 海外の大手取引所で上場廃止が続いた

XYMにとって大きな打撃になったのが、海外の大手取引所での上場廃止です。世界最大級の取引所バイナンスは2024年8月にXYMを含む複数の銘柄の上場廃止を発表し、Bybitも2025年4月にXYMの現物取引を終了しました。韓国の取引所Bithumbでも取引のサポートが終わっています。

大手取引所から外れると、世界中の投資家がXYMを売買しにくくなり、取引量(流動性)が大きく減ってしまいます。

理由③ 国内でもGMOコインが取扱いを終了

日本でも、GMOコインが2025年5月にXEM・BAT・QTUM・ENJ・XYM・MONAの取扱い廃止を発表し、XYMの取引所(現物取引)サービスは2025年6月28日の定期メンテナンスをもって終了しました(GMOコイン公式のお知らせ)。日本で人気のあった銘柄だけに、「国内でも見放され始めた」と受け止めた人も多かったようです。

理由④ 時価総額ランキングが600位台に

登場した2021年には上位にいたXYMも、2026年10月17日時点では670位(CoinPaprika)です。ランキングが下がると、メディアや海外の投資家の目に触れる機会も減り、新しい買い手が入りにくくなります。

理由⑤ 大きな話題やアップデートが少ない

AIやミームコイン、ステーブルコインなど、仮想通貨の注目テーマが次々に入れ替わる中で、XYMが大きなニュースになる機会は減りました。地道な開発や企業での利用はあっても、価格を動かすほどの話題になりにくいのが現状です。

くらげ

5つとも数字や公式発表で確認できる話なんだよね。「オワコンと言われてもしかたない面がある」っていうのが正直なところだよ〜

XYMの上場廃止の流れをくわしく

「仮想通貨 シンボル 上場廃止」でも多く検索されています。ここでは、これまでの上場廃止の流れと、その意味を整理します。

シンボル(XYM)の取扱いを終えた取引所と今も取引できる国内取引所の比較図
時期取引所内容
2024年8月バイナンス(海外)XYMを含む複数銘柄の上場廃止を発表
2025年4月Bybit(海外)XYMの現物取引を終了(4月10日に取引停止)
2025年Bithumb(韓国)XYMの取引サポートを終了
2025年6月28日GMOコイン(国内)取引所(現物取引)のXYMサービスを終了
2026年10月17日ビットバンク・ビットトレード(国内)取引が行われていることを確認

各取引所の公式発表・報道、ビットバンクとビットトレードの公開API(2026年10月17日取得)をもとに、くらげが整理しました。

上場廃止が価格に与えた影響

上場廃止の発表は、価格にも大きく影響しました。旧記事でも触れていたとおり、Bybitの上場廃止の発表後にはXYMの価格が短期間で大きく下落した場面がありました。大きな取引所から外れると、その取引所で持っていた人が一斉に売ったり、ほかの取引所へ移したりするため、短期的に売りが集中しやすいんです。

こうした下落は一時的に戻ることもありますが、売り場が減ったという事実は変わりません。上場廃止のニュースが出たときは、慌てて売り買いする前に、自分の持っている取引所が影響を受けるのかを落ち着いて確認しましょう。

なぜ上場廃止になるのか

取引所が銘柄の取扱いをやめる理由として多いのは、「取引量が少ない」「開発やプロジェクトの活動が十分でない」「取引所の基準を満たさなくなった」といったものです。Bithumbについては、プロジェクト側に求めていた取り組みが実施されなかったことが理由として報じられました。

取引量が減る → 上場廃止される → さらに取引量が減る、という悪循環に入ってしまうのが、上場廃止がこわい理由です。

上場廃止になったら持っているXYMはどうなる?

取引所が取扱いをやめるときは、多くの場合、期限までに売却するか、ほかの取引所やウォレットに送金するように案内されます。期限をすぎると、取引所の定めた方法で日本円などに換えられることがあります。持っている取引所のお知らせは、必ず確認しておきましょう。

上場廃止に備えて今できること

  • 持っているXYMがどの取引所に、どれだけあるかを一覧にしておく
  • 取引所のお知らせメールを受け取れるように設定しておく
  • 売るとしたらいくらで売るか、目安の価格を決めておく
  • 自分のウォレットに移す場合の手順を、少額で一度試しておく

いざ取扱い廃止が発表されてから慌てて調べると、判断を誤りやすくなります。平常時に準備しておけば、落ち着いて対応できますよ。

海外で上場廃止=ネットワークの終わりではない

大切なのは、「取引所での上場廃止」と「ブロックチェーンの停止」は別のものだということです。取引所がXYMを扱わなくなっても、Symbolのネットワーク自体は動き続けます。ただし、売買できる場所が減れば価格や流動性には大きく影響するので、投資家にとっては重大なニュースであることに変わりはありません。

くらげ

上場廃止は「ネットワークが終わる」わけじゃないけど、「売り場が減る」っていうのは投資家にとってすごく大きいんだよね〜

それでもXYMが「完全に終わった」とは言えない理由

ここまで厳しい話が続きましたが、XYMにはまだ残っている材料もあります。

国内の取引所でまだ売買できる

2026年10月17日時点で、ビットバンクとビットトレードではXYMの取引が行われていることを確認しました。コインチェックでも参考レートが表示されています。日本円で売買できる場所が残っているのは、海外で上場廃止が続く中では大きな意味があります。

ネットワークとコミュニティが動いている

Symbolのネットワークは今も動いていて、ハーベスティングでネットワークを支える人や、ツールやサービスを作る開発者のコミュニティがあります。特に日本のコミュニティは活発で、ネムの時代から続くファンが多いのが特徴です。勉強会やオンラインのイベント、開発者向けの情報交換などが続いていて、新しくSymbolを使ったサービスを作ろうとする人を支える土台になっています。価格が低迷していても、こうした人たちがいる限り、ネットワークがすぐに止まってしまう可能性は低いと考えられます。ただし、コミュニティの熱量は外からは見えにくいので、SNSやイベントの告知などで、活動が続いているかをときどき確認しておくと安心です。

企業や自治体での利用の事例

Symbolは、企業や自治体での利用を意識して作られたブロックチェーンです。NFTの発行サービス「NFT-Drive」のように、Symbolの上で動くサービスも生まれています。また、海外の建設プロジェクトで工程の記録にSymbolが使われた事例も紹介されてきました。

Symbolを使ったNFT発行サービス「NFT-Drive」を紹介する画像
建設の工程記録にSymbolが使われた建物の事例を紹介する画像

Symbolの使われ方のイメージ

Symbolの機能は、たとえば次のような場面での利用が想定されてきました。

  • 商品や書類の履歴を記録して、あとから改ざんされていないことを確認する
  • 地域ポイントや会員証のような独自のトークンを発行する
  • イラストや作品をNFTとして発行し、持ち主を証明する
  • 複数人の承認が必要な送金で、会社のお金の管理を安全にする

どれも「ブロックチェーンならではの使い方」ですが、実際にどれだけ広がるかは、使う企業や団体が増えるかどうかにかかっています。

技術そのものの評価は高い

モザイクやマルチシグなど、プログラムを書かなくても使える機能が多いことは、技術者からも評価されてきました。技術的な強みが残っているぶん、使い道が広がれば見直される可能性はゼロではありません。

くらげ

「技術はいいのに価格がついてこない」っていうのがXYMの切ないところなんだよね。使われる場面が増えるかを見守りたいよ〜

XYMの将来性はない?今後を考える材料

「xym 将来性 ない」と検索している人のために、将来性を左右しそうな材料を、プラスとマイナスに分けて整理します。

プラスの材料マイナスの材料
国内の取引所(ビットバンク・ビットトレードなど)で売買できる海外の大手取引所で上場廃止が続いた
企業・自治体向けの機能がそろっているGMOコインなど国内でも取扱い終了が出ている
日本に熱心なコミュニティがある取引量が少なく、価格が動きにくい
ハーベスティングでネットワークに参加できる新しい話題や大型のアップデートが少ない

今後注目したい3つのポイント

  • 国内の取扱い:ビットバンク・ビットトレードなどが取扱いを続けるか。国内の売り場が残るかどうかは、日本の投資家にとって最重要ポイントです
  • 使われ方:NFT-Driveのようなサービスや、企業・自治体での新しい導入事例が出てくるか
  • 開発とコミュニティ:ノードの数やツールの更新、コミュニティのイベントなど、ネットワークを支える活動が続いているか

この3つが少しずつでも前に進んでいれば、XYMは「静かに生き残っている」状態と考えられます。逆に、どれかが止まり始めたら、保有の見直しを考えるタイミングです。

XYMの値動きの特徴

XYMは取引量が少ないため、ふだんは値動きが小さくても、まとまった売り買いが入ると短時間で大きく動くことがあります。海外での上場廃止の発表のように、悪いニュースが出たときには一気に下がることもありました。値動きが静かなときほど油断せず、急な変動に備えておくことが大切です。

くらげの見方

くらげは、XYMの将来性は「国内の売り場が残るかどうか」と「実際に使われる場面が増えるかどうか」の2つで決まると考えています。どちらかが崩れると、さらに厳しい状況になる可能性があります。逆に、企業での利用や新しいサービスが続けて生まれれば、見直されるきっかけになるかもしれません。

XYMの価格はどこまで上がる?シナリオ別シミュレーション

XYMの今後の価格を、時価総額から逆算して考えてみます。総供給量は約83.9億枚(CoinPaprika 2026年10月17日時点)として計算した、くらげの試算です。

シンボル(XYM)の価格ごとに必要な時価総額を3つのシナリオで示した図
1XYMの価格今からの倍率(約0.44円基準)必要な時価総額
約0.2円約0.45倍(さらに下落)約17億円
約1円約2.3倍約84億円
約5円約11倍約420億円
約10円約23倍約839億円

総供給量約83.9億枚×価格で計算。今後の新規発行や市場環境によって変わります。価格を予想・約束するものではありません。

XYMの供給量はどう変わる?

XYMは、最大供給量が約90億枚とされていて、2026年10月時点の総供給量は約83.9億枚です(CoinPaprika)。ハーベスティングの報酬などで少しずつ新しいXYMが出回るしくみなので、需要が増えなければ、枚数が増えるぶん価格には下げの圧力がかかります。ビットコインのように「発行が少なくなって希少性が増す」効果は、今の段階では大きくないと考えておくのが無難です。

シミュレーションからわかること

1円に戻るだけでも約2.3倍、時価総額で約84億円が必要です。5円なら約11倍で約420億円。海外の大手取引所で上場廃止が続き、取引量が減っている今の状況では、ここまでの資金が入ってくるには大きなきっかけが必要です。

「XYMが10円、100円になる」といった話も見かけますが、100円なら時価総額は約8,390億円で、今の約310倍です。現実的な目標とは言いにくいので、期待しすぎないように注意しましょう。

くらげ

シミュレーションは夢を見るためじゃなくて、期待しすぎないために使うのがおすすめだよ〜

ハーベスティングとは?XYMを持つ人の楽しみ方

XYMならではのしくみとして知っておきたいのが「ハーベスティング」です。

ハーベスティングのしくみ

ハーベスティングは、XYMを持っている人がネットワークの維持に参加し、その見返りとして報酬を受け取れるしくみです。ビットコインのマイニングのように高性能なパソコンや大量の電気を使う必要はなく、一定量以上のXYMを持っていれば参加しやすいのが特徴です。

自分でノード(ネットワークを支えるコンピューター)を立てる方法のほか、ほかの人が運営するノードに委任して参加する方法もあります。くわしい条件や手順は、Symbolの公式ドキュメントやコミュニティの解説を確認してください。

ハーベスティングで気をつけたいこと

  • 報酬はXYMで受け取るので、XYMの価格が下がれば報酬の価値も下がる
  • 取引所に預けたままでは参加できないことが多く、自分のウォレットで管理する必要がある
  • 秘密鍵の管理を誤ると、資産を失うおそれがある
  • 受け取った報酬は、所得として扱われる場合がある

ハーベスティングは「持っているXYMを少しでも生かす」方法としては魅力的ですが、価格の下落をカバーできるほどの報酬ではないことが多いです。あくまで「おまけ」と考え、メインの判断は価格と取扱い状況で行いましょう。

くらげ

ハーベスティングは、XYMを持つ人ならではの楽しみなんだよね。ただ、報酬目当てで金額を増やすのは慎重にね〜

シンボル(XYM)のこれまでの歩み【年表】

時期主なできごと
2015年ネム(NEM)のブロックチェーンが動き出す
2021年3月Symbolが公開され、条件を満たしたXEM保有者にXYMを配布
2021年11月XYMが最高値(約0.54ドル、CoinPaprika)をつける
2024年8月バイナンスがXYMを含む複数銘柄の上場廃止を発表
2025年4月BybitがXYMの現物取引を終了
2025年6月28日GMOコインが取引所(現物取引)のXYMサービスを終了
2026年10月価格は約0.44円、ランキングは670位

各取引所の公式発表・報道・CoinPaprikaをもとに、くらげが整理しました。

XYMでよくある3つの勘違い

勘違い① 「ネムが上がればXYMも上がる」

ネムとシンボルは親子のような関係ですが、別の通貨です。それぞれ需要と供給で価格が決まるので、片方の値動きがもう片方にそのまま反映されるわけではありません。

勘違い② 「海外で上場廃止=日本でもすぐ買えなくなる」

海外の取引所での上場廃止は、日本の取引所の判断とは別です。実際、2026年10月時点でも国内のビットバンクやビットトレードでは取引が続いています。ただし、取引量が減れば国内でも判断が変わる可能性はあるので、油断は禁物です。

勘違い③ 「技術がいいから必ず再評価される」

技術がすぐれていても、使う人やお金が集まらなければ価格は上がりません。技術の評価と投資の判断は分けて考えることが大切です。

くらげ

「いつか必ず」っていう考え方がいちばん危ないんだよね。確かめられる事実で判断していこう〜

XYMの「今」を判断する5つのチェック

オワコンかどうかは、人の意見よりも自分で確かめられるポイントで判断するのがおすすめです。

シンボル(XYM)がオワコンかどうかを判断するためのチェックリスト

チェック① 国内で扱う取引所が減っていないか

GMOコインに続いて、国内でXYMの取扱いをやめる取引所が出ないかは、もっとも大事なポイントです。持っている取引所のお知らせは定期的に確認しましょう。

チェック② 1日の取引量は十分にあるか

価格だけでなく、どれくらい売買されているかも見ておきたいところです。取引量が少ないと、少しの注文で価格が大きく動き、売りたいときに思った価格で売れないことがあります。

チェック③ 開発やコミュニティの発信が続いているか

開発者やコミュニティの発信が続いているかは、プロジェクトの「生存確認」になります。発信が途絶えたら、大きな警告サインです。

チェック④ 企業や自治体での利用が増えているか

Symbolの強みは、業務で使いやすいことです。新しい導入事例やサービスが生まれているかを見ておきましょう。

チェック⑤ 海外での上場廃止がさらに続いていないか

海外の取引所でさらに上場廃止が続けば、世界的な取引量がさらに減ってしまいます。海外のニュースもときどきチェックしておくと安心です。

くらげ

この5つを半年に1回見直すだけでも、なんとなく持ち続けるよりずっと判断しやすくなるよ〜

XYMで失敗しやすい4つのパターン

パターン① 昔の価格を基準に「安い」と思い込む

「昔は数十円していたから、0.4円台なら激安」と考えるのは危険です。価格は今の需要と供給で決まるので、昔の価格は目安になりません。

パターン② 下がるたびに買い増す

下がり続ける銘柄で買い増しを続けると、損失がふくらみます。買い増すなら、上限の金額を先に決めておくのが鉄則です。

パターン③ 取扱い廃止のお知らせを見逃す

GMOコインのように、取扱い廃止は発表から終了まで期間が短いこともあります。お知らせを見逃すと、自分で売るタイミングを選べなくなります。

パターン④ ハーベスティングの報酬だけを理由に持つ

ハーベスティングで報酬を受け取れるのはXYMの魅力ですが、価格が大きく下がれば、報酬では損失をまかなえません。報酬は「おまけ」と考え、価格の変動リスクとセットで判断しましょう。

日本でXYMを売買できる取引所【2026年10月】

XYMを日本円で売買するなら、金融庁に登録された国内の取引所を使うのが基本です。2026年10月17日時点の状況を整理します。

取引所XYMの取扱い(2026年10月17日時点)
ビットバンク取引あり(公開APIで約0.448円の取引を確認)
ビットトレード取引あり(公開APIで約0.449円の取引を確認)
コインチェック参考レートの表示あり(売買方法は公式サイトで確認)
GMOコイン2025年6月28日に取引所(現物取引)のサービスを終了

出典:ビットバンク・ビットトレードの公開API、Coincheckの参考レートAPI(いずれも2026年10月17日取得)、GMOコイン公式のお知らせ。取扱いは変わることがあるので、口座開設前に各社の公式サイトで確認してください。

ビットトレードでXYMを売買する流れ

旧記事でも紹介していたビットトレードは、2026年10月時点でもXYMの取引ができる国内取引所の1つです。

  • ビットトレードの口座を開設し、スマホで本人確認をする
  • 銀行振込などで日本円を入金する
  • 販売所または取引所で「XYM」を選んで注文する
  • 取引所(板取引)を使う場合は、指値注文で少しずつ注文する

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売るときの流れ

XYMを売るときは、買うときと同じ画面で「売り」の注文を出します。売って受け取った日本円は、登録した銀行口座に出金できます。取引所によっては出金手数料がかかるので、少額をこまめに出金するより、ある程度まとめて出金するほうがコストを抑えられます。売った日付と価格は、確定申告のために記録しておきましょう。

少額でも気をつけたいポイント

XYMは取引量が多くない銘柄なので、販売所では買値と売値の差(スプレッド)が広くなりやすく、取引所では板が薄くなりやすいです。一度に大きな金額を注文すると、思ったより不利な価格で約定することがあるので、少額に分けて注文するのがおすすめです。

自分のウォレットで持つ場合

ハーベスティングをする場合などは、Symbolに対応したウォレットでXYMを持つこともできます。秘密鍵や復元用の言葉(ニーモニック)をなくすと取り戻せないので、紙に書いて安全な場所に保管するなど、管理を徹底してください。取引所からウォレットに送るときは、最初に少額でテスト送金するのが安全です。

くらげ

送金ミスは取り返しがつかないから、最初は少額でテストするのが鉄則だよ〜

くらげ流:XYMと付き合う3つのルール

ルール1:金額は「応援枠」に収める

XYMは取引量が少なく、値動きも大きい銘柄です。なくなっても生活が変わらない金額だけにしておきましょう。

ルール2:売る基準を先に決める

「国内の取扱いがもう1社減ったら売る」「1円になったら半分売る」など、具体的な基準を紙に書いておくと、迷ったときに戻る場所ができます。

ルール3:月に1回、取扱い状況を確認する

取扱い廃止は突然発表されることがあります。月に1回は、持っている取引所のお知らせと、XYMの取引量をチェックする習慣をつけておきましょう。

XYMを持っている人がやっておきたい4つのこと

① 今の価格で保有額を確認する

まずは、持っているXYMが今いくらになるのかを確認しましょう。ネムからの配布で受け取った人は、思っていたより多く持っていることもあります。

② 持っている取引所が取扱いを続けるか確認する

取扱いが終わる場合は、期限までに売却するか、ほかの取引所やウォレットに送る必要があります。お知らせはメールとアプリの両方で確認しておくと安心です。

③ 売る・持つの基準を決める

「1円になったら半分売る」「国内の取扱いがもう1社減ったら売る」など、基準を先に決めておくと、急な値動きのときに迷いにくくなります。

④ 受け取った経緯と取得価格を記録する

ネムの保有者として配布で受け取ったXYMは、取得価格の考え方がふつうの購入と異なる場合があります。売る前に、いつ・どのように受け取ったかを確認し、記録を残しておきましょう。

XYMが向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
Symbolの技術やコミュニティを応援したい人短期間で大きく増やしたい人
なくなっても困らない少額で持てる人売買しやすい大型銘柄を選びたい人
ハーベスティングなどしくみにも興味がある人取扱い状況を確認するのが面倒な人

1万円分のXYMを持っていたらどうなる?

今の約0.44円で1万円分(約22,700XYM)を持っている場合、1円になれば約2.3万円、5円なら約11.4万円です。いっぽう0.2円まで下がれば約4,500円になります。上がる場合と下がる場合の両方をセットで考えておきましょう。

ネムからの配布分だけ持っている人は?

ネムを持っていて、配布でXYMを受け取っただけの人も多いと思います。自分でお金を出して買ったわけではないぶん、気軽に放置しがちですが、取扱い終了の期限をすぎると、思わぬ形で日本円に換えられることもあります。少なくとも、どの取引所にどれだけあるかだけは把握しておきましょう。

くらげのおすすめの付き合い方

くらげは、XYMを資産のメインにせず、ビットコインなどの主要銘柄を中心にしたうえで「応援枠」として少額だけ持つ方法がいいと思っています。応援枠の金額を先に決めておけば、値動きに一喜一憂しにくくなります。

くらげ

ネムの時代から応援している人にとっては特別な銘柄だよね。気持ちは大事にしつつ、金額は冷静に決めたいよ〜

XYMの税金:売ったときは確定申告に注意

2026年時点の日本のルールでは、XYMなどの暗号資産を売って出た利益は、原則として「雑所得」として総合課税の対象になります。給与などほかの所得と合算され、所得が多いほど税率が上がる仕組みです。

XYMをほかの暗号資産と交換したときや、ハーベスティングで報酬を受け取ったときも、所得になる場合があります。ネムの保有者として配布されたXYMの取得価格の扱いなど、判断に迷う点は税務署や税理士に確認すると安心です。暗号資産の税制は分離課税(20%)への見直しが議論されていますが、変更の時期や内容は国税庁などの発表を確認してください。

シンボル(XYM)のよくある質問

Q. XYMはオワコン?

価格は最高値から約99.5%下がり、海外の大手取引所や国内のGMOコインで取扱いが終わっているので、「オワコン」と言われる理由はあります。いっぽうでネットワークとコミュニティは動いていて、国内ではビットバンクやビットトレードで売買できます。

Q. XYMは日本でも上場廃止になる?

2025年6月28日にGMOコインが取引所(現物取引)のサービスを終了しました。2026年10月17日時点では、ビットバンクとビットトレードで取引が続いています。今後どうなるかは各社の判断によるので、お知らせを確認してください。

Q. XYMの将来性はない?

将来性は「国内の売り場が残るか」と「実際に使われる場面が増えるか」にかかっています。技術やコミュニティの強みはありますが、価格が大きく戻るには大きなきっかけが必要です。

Q. XYMはどこで買える?

2026年10月17日時点では、ビットバンクやビットトレードで取引されていることを確認しています。コインチェックでも参考レートが表示されています。口座を開く前に公式サイトで取扱いを確認してください。

Q. XYMは1円に戻る?

今の約0.44円から約2.3倍、時価総額で約84億円が必要です。不可能とは言い切れませんが、取引量が減っている今の状況では、短期間で戻ることを前提にするのはおすすめしにくいです。

Q. ネムとシンボルはどっちを持てばいい?

ネム(XEM)とシンボル(XYM)は別の暗号資産で、どちらも取扱い終了の動きが出ています。どちらか一方に集中するより、主要銘柄を中心にしたうえで、少額にとどめるのが無難です。

Q. ハーベスティングは初心者でもできる?

ほかの人が運営するノードに委任する方法なら、比較的取り組みやすいです。ただし、自分のウォレットで秘密鍵を管理する必要があるので、しくみを理解してから少額で試すのがおすすめです。

Q. XYMとジムは同じ?

同じです。XYMはシンボル(Symbol)のブロックチェーンで使われる通貨の名前で、「ジム」と読みます。取引所によっては「シンボル」と表示されていることもあるので、ティッカーの「XYM」で確認すると迷いません。

Q. XYMの最高値はいくら?

CoinPaprikaのデータでは、2021年11月23日の約0.54ドルが最高値です。2026年10月17日時点の約0.0028ドルは、そこから約99.5%下がった水準です。

まとめ:XYMは「売り場」と「使われ方」を見ながら付き合おう

  • XYMは約0.44円・670位。CoinPaprikaの最高値(約0.54ドル)から約99.5%下落(2026年10月17日時点)
  • バイナンス(2024年8月発表)・Bybit(2025年4月)・GMOコイン(2025年6月28日)などで取扱いが終了
  • 国内ではビットバンク・ビットトレードで取引が続いていて、日本円で売買できる
  • 技術とコミュニティの強みはあるが、価格が戻るには大きなきっかけが必要
  • 持つなら少額の「応援枠」で、取扱い状況と売る基準をこまめに確認する
シンボル(XYM)のロゴをあしらった画像

XYMは、ネムの流れをくむ日本でもなじみ深い銘柄です。海外の大手取引所から外れた今も、国内では売買の場が残り、ネットワークとコミュニティも動き続けています。いっぽうで、取引量の少なさや取扱い終了の流れは、これからも注意して見ておく必要があります。だからこそ、思い入れだけで判断せず、今の取扱い状況と使われ方を見ながら、無理のない距離感で付き合っていくのがいちばんだと、くらげは思います。

くらげ

最後まで読んでくれてありがとう!XYMを持っている人は、まず持っている取引所のお知らせをチェックしてみてね〜

BitTrade

※この記事は情報提供を目的としたもので、特定の暗号資産の購入をすすめるものではありません。価格や取扱い状況は2026年10月時点の情報です。投資の判断はご自身の責任で行ってください。

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