「ビットコインキャッシュ(BCH)は将来性がないって本当?」「なんでずっと上がらないの?」「いつか100万円になる可能性はある?」と気になっている人は多いですよね。
ビットコインキャッシュは、2017年にビットコインから分かれて生まれた仮想通貨です。一時は1枚40万円を超える価格がついたこともありますが、その後は長く低迷が続き、「オワコン」「将来性ない」という声もよく聞かれます。
この記事では、2026年10月時点の価格データをもとに、ビットコインキャッシュが上がらないと言われる理由、それでも注目されている点、100万円になるには何倍・どれくらいの時価総額が必要かのシミュレーション、国内での買い方までをわかりやすく解説します。
くらげ仮想通貨歴7年のくらげだよ〜。BCHは「名前は有名だけど、今どうなってるの?」って銘柄の代表なんだよね。数字で冷静に見ていくよ〜
この記事の結論
- 2026年10月24日時点のBCHは約4万4,000円(約280ドル)、時価総額は約8,837億円で25位。2017年12月の最高値(約4,356ドル)から約94%低い水準です
- 上がらないと言われる主な理由は「ビットコインとの差別化が難しい」「決済での利用が広がっていない」「分裂をくり返してコミュニティが分かれた」などです
- 一方で、手数料の安さ、CashTokensなどの機能追加、毎年のアップグレードなど開発は続いており、「将来性がまったくない」とまでは言えません
- 100万円になるには今の約23倍、時価総額は約20兆円が必要で、ハードルはかなり高いのが現実です
- 投資するなら少額・分散が基本。国内ではコインチェックなどで500円程度から買えます
ビットコインキャッシュ(BCH)とは?
まずはビットコインキャッシュがどんな仮想通貨なのかをおさらいしておきましょう。
ビットコインから分かれて生まれた仮想通貨
ビットコインキャッシュは、2017年8月1日にビットコインのハードフォーク(仕様変更による分岐)で誕生しました。当時のビットコインは取引が増えて送金の詰まりや手数料の高さが問題になっていて、その解決方法をめぐってコミュニティの意見が分かれたことがきっかけです。
ビットコインが「SegWit(取引データの圧縮)」と「ライトニングネットワーク(オフチェーン決済)」で対応する道を選んだのに対し、ビットコインキャッシュは「ブロックサイズを大きくして、1つのブロックにたくさんの取引を入れる」道を選びました。
「電子現金」としての使いやすさを目指す
ビットコインキャッシュが目指しているのは、日常の支払いに使える「電子現金(キャッシュ)」です。ブロックサイズが大きいぶん、手数料を安く抑えやすく、少額の送金にも向いています。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通貨単位 | BCH |
| 誕生 | 2017年8月1日(ビットコインからのハードフォーク) |
| 発行上限 | 2,100万BCH(ビットコインと同じ) |
| コンセンサス | PoW(マイニング) |
| 現在の供給量 | 約2,006万BCH |
| 直近の半減期 | 2024年4月 |
供給量は CoinPaprika(2026年10月24日時点)より。



発行上限や半減期のしくみはビットコインとほぼ同じなんだよ〜。違いは「ブロックの大きさ」と「目指す使い道」なんだよね
なぜ分裂したのか:ブロックサイズ論争
2015年ごろから、ビットコインの利用者が増えるにつれて「1MBのブロックではすぐに詰まってしまう」という問題が目立つようになりました。解決策として、ブロックサイズを大きくする案と、ブロックの外で取引を処理する案がぶつかり、数年にわたって議論が続きました。これが「ブロックサイズ論争」です。
最終的にビットコインはSegWitを有効にし、ブロックを大きくしたいグループが新しいチェーンとして分かれたのがビットコインキャッシュです。分岐の時点でビットコインを持っていた人には、同じ枚数のBCHが付与されました。
BCH・BSV・eCashの違い
ビットコインキャッシュは、誕生後にもさらに2回の分裂を経験しています。名前が似ているので整理しておきましょう。
| 通貨 | 誕生 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビットコインキャッシュ(BCH) | 2017年8月 | ブロックを大きくし手数料を安く。現在の本流 |
| ビットコインSV(BSV) | 2018年11月 | さらに巨大なブロックを志向して分裂 |
| eCash(XEC) | 2020年11月 | 開発資金の仕組みをめぐる対立で分裂(旧BCHA) |
分裂のたびに「どちらが本物か」という争いが起き、価格やコミュニティの勢いにも影響しました。今の取引所で「BCH」として売買されているのは、ビットコインキャッシュです。



似た名前が多いから、送金するときや買うときは通貨の記号をしっかり確認してね〜
ビットコインとビットコインキャッシュの違い
名前が似ているので混同しやすい2つですが、目指している方向や数字は大きく違います。
| 項目 | ビットコイン(BTC) | ビットコインキャッシュ(BCH) |
|---|---|---|
| 誕生 | 2009年 | 2017年(BTCから分岐) |
| 主な役割 | 価値の保存(デジタルゴールド) | 日常の支払い(電子現金) |
| ブロックサイズ | 実質最大4MB程度(SegWit) | 最大32MBから自動調整(ABLA) |
| 送金の考え方 | ライトニングなどの外部のしくみを活用 | ブロックの中で直接たくさん処理 |
| 手数料 | 混雑時は高くなりやすい | 通常はとても安い |
| 発行上限 | 2,100万BTC | 2,100万BCH |
| 時価総額(2026年10月24日) | 約254.5兆円 | 約8,837億円 |
時価総額はCoinPaprika(2026年10月24日時点)。
ビットコインは「価値を長く保存する資産」としての評価が高まり、米国の現物ETFや企業の保有によって資金が集まりました。一方のビットコインキャッシュは「使うためのお金」を目指していますが、その用途ではまだ大きな成果を示せていないのが現状です。



同じ「ビットコイン」の名前でも、役割の考え方がまったく違うんだよね〜。ここを押さえると上がらない理由も見えてくるよ
2026年10月時点の価格とこれまでの値動き
ここで、今の価格と過去の値動きを数字で確認しておきます。
| 項目 | ビットコインキャッシュ(BCH) | ビットコイン(BTC) |
|---|---|---|
| 価格 | 約4万4,000円(約280ドル) | 約1,266万円(約8万710ドル) |
| 時価総額 | 約8,837億円 | 約254.5兆円 |
| 時価総額ランキング | 25位 | 1位 |
| 過去最高値 | 約4,356ドル(2017年12月20日) | 約12万6,173ドル(2025年10月6日) |
| 最高値からの下落率 | 約-93.6% | 約-36.0% |
出典:CoinPaprika(2026年10月24日時点)。


ビットコインが2025年に最高値を更新したのに対して、ビットコインキャッシュは2017年の最高値から9割以上低いままです。時価総額で見ると、ビットコインはBCHの約288倍もの規模になっています。
これまでの主な出来事
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2017年8月 | ビットコインから分岐して誕生 |
| 2017年12月 | 仮想通貨バブルで最高値を記録 |
| 2018年11月 | ビットコインSV(BSV)が分裂 |
| 2020年11月 | ビットコインABC(のちのeCash)が分裂 |
| 2023年5月 | CashTokens(トークン機能)を導入 |
| 2024年4月 | 半減期(マイニング報酬が半分に) |
| 2024年5月 | ブロックサイズを自動調整するしくみ(ABLA)を導入 |
ビットコインキャッシュが「上がらない」「将来性ない」と言われる5つの理由
ここからは、ビットコインキャッシュが上がらないと言われる理由を5つに分けて見ていきます。


理由1:ビットコインとの差別化が難しい
「ブロックが大きくて手数料が安い」という強みは、今では多くのブロックチェーンが持っています。さらにビットコイン側でもライトニングネットワークなどが広がり、「わざわざBCHを使う理由」が伝わりにくくなっています。
理由2:決済での利用が思ったほど広がっていない
「電子現金」を目指しているものの、実際の店舗やサービスでBCHが日常的に使われている場面はまだ限られています。決済にはステーブルコイン(米ドルなどに連動するコイン)が使われることが増え、値動きのある通貨での支払いは広がりにくいのが現状です。
理由3:分裂をくり返してコミュニティが分かれた
2018年にはビットコインSV、2020年にはeCashが分かれました。分裂のたびに開発者・マイナー・利用者が分散し、「どれが本流なのか」がわかりにくくなったことも、評価を下げる要因になりました。
理由4:マイニングの安全性への不安
BCHはビットコインと同じしくみでマイニングされるため、マイナーはより利益の出るビットコインを掘る傾向があります。ハッシュレート(計算力)がビットコインより大幅に小さいことを、セキュリティ面の弱さとして指摘する声もあります。
理由5:大口の売りが出やすい
ビットコインから分岐したときに、ビットコインを持っていた人へ同じ量のBCHが配られました。そのため、もともと保有していた投資家や、破たんした取引所の弁済などで、まとまった売りが出やすい面があります。たとえば2024年には、マウントゴックスの弁済でBCHも配布されました。



「強みがほかでも代わりがきく」っていうのが、BCHのいちばんつらいところなんだよね〜
それでも注目される3つのポイント
上がらない理由だけを見ると暗くなりますが、ビットコインキャッシュには評価されている点もあります。誕生から9年以上、ネットワークが動き続け、毎年の改良も続いていること自体がひとつの実績です。ここでは、長く持つかどうかを考えるときに知っておきたい3つのポイントを紹介します。
ポイント1:手数料が安く、送金が速い
BCHの送金手数料は、通常は1円にも満たない水準です。ブロックサイズが大きく混雑しにくいので、少額送金に向いています。
ポイント2:開発が続いている
BCHは毎年5月ごろにネットワークのアップグレードを行う方針で、2023年にはトークンやNFTを発行できる「CashTokens」、2024年にはブロックサイズを利用状況に合わせて自動で調整する「ABLA」が導入されました。その後も、スマートコントラクトの機能を広げる改良が続いています。
ポイント3:知名度と取扱いの多さ
誕生から9年たった今も時価総額は上位30位以内にあり、国内外の多くの取引所で売買できます。上場から日が浅い銘柄に比べると、取扱いが急になくなるリスクは比較的小さいと言えます。
| 観点 | 強み | 弱み |
|---|---|---|
| 送金 | 手数料が安く速い | 使えるお店が少ない |
| 開発 | 毎年アップグレード | 注目度が低い |
| 市場 | 取扱い取引所が多い | 大口の売りが出やすい |
| 安全性 | ビットコインと同じPoW | ハッシュレートが小さい |
「上がらない理由」は今後解消される?
5つの理由のうち、どれが改善しうるのかを整理してみました。
| 上がらない理由 | 改善の見込み | チェックしたいこと |
|---|---|---|
| ビットコインとの差別化 | やや難しい | CashTokensなど独自機能の利用状況 |
| 決済での利用 | 時間がかかる | 対応するお店・サービスの数 |
| コミュニティの分裂 | 落ち着いてきている | 新たな分裂の議論が出ていないか |
| マイニングの安全性 | BTC次第 | ハッシュレートの推移 |
| 大口の売り | 一時的 | 弁済や大口保有者の動き |
どの理由も一気に解決するものではありません。「改善の兆しが数字で見えてきたら、評価を見直す」くらいの姿勢で見守るのがよいでしょう。



ぼくは「理由が1つずつ解消されていくか」を見るようにしてるよ〜。期待だけで買うより冷静に判断できるんだ
ビットコインキャッシュの使い道
「BCHって実際に何に使えるの?」という疑問に答えるために、主な使い道をまとめます。
少額の送金・投げ銭
手数料がとても安いので、友人への少額の送金や、SNSでのチップ(投げ銭)のような使い方に向いています。数百円程度の送金でも、手数料を気にせず送れるのはBCHの強みです。
海外への送金
銀行の海外送金は手数料が高く、時間もかかります。BCHなら国をまたいだ送金でも短時間・低コストで送れます。ただし、受け取った側が現地通貨に換えるときの手数料や、各国の規制には注意が必要です。
トークンやNFTの発行(CashTokens)
2023年に導入されたCashTokensによって、BCHのブロックチェーン上で独自のトークンやNFTを発行できるようになりました。分散型取引所(DEX)など、CashTokensを使ったサービスも少しずつ登場しています。
店舗での支払い
海外では、BCHでの支払いを受け付けるお店やオンラインサービスもあります。ただし、日本国内で日常的に使える場面はまだ限られています。
日本国内で仮想通貨を支払いに使うと、使った時点の価格と取得したときの価格の差が利益として課税対象になる場合があります。
ビットコインキャッシュは100万円になる?シミュレーション
「BCHが100万円になったら…」と考える人も多いですよね。ここでは、発行済みの枚数(約2,006万BCH)をもとに、価格ごとに必要な時価総額を計算してみます。
| 1BCHの価格 | 今からの倍率 | 必要な時価総額 | BTCの時価総額との比較 |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 約2.3倍 | 約2.0兆円 | 約0.8% |
| 30万円 | 約6.8倍 | 約6.0兆円 | 約2.4% |
| 50万円 | 約11.4倍 | 約10.0兆円 | 約3.9% |
| 100万円 | 約22.7倍 | 約20.1兆円 | 約7.9% |
CoinPaprika(2026年10月24日時点)の価格・供給量(約2,006万BCH)とビットコインの時価総額(約254.5兆円)をもとにした単純計算です。将来の価格を予想するものではありません。


100万円になるには、今の約23倍、時価総額で約20兆円が必要です。これは2026年10月時点のイーサリアムの時価総額(約45.5兆円)の半分近い規模なので、かなり高いハードルだとわかります。
一方で、過去最高値(約4,356ドル)は日本円にするとおよそ68万円前後の水準で、まずはここを超えられるかが1つの目安になるでしょう。



「100万円」は夢のある数字だけど、時価総額で考えるとどれだけ大変かがよくわかるよね〜
10万円を投資したらどうなる?
仮に今の価格(約4万4,000円)で10万円分(約2.27BCH)を買った場合の評価額を、価格別に計算すると次のとおりです。
| 1BCHの価格 | 評価額の目安 | 損益の目安 |
|---|---|---|
| 2万2,000円(半値) | 約5万円 | 約-5万円 |
| 4万4,000円(今と同じ) | 約10万円 | ±0円 |
| 10万円 | 約22.7万円 | 約+12.7万円 |
| 30万円 | 約68.2万円 | 約+58.2万円 |
手数料・スプレッド・税金は考慮していません。
上がったときの数字だけでなく、半値になったときの数字も必ず見ておきましょう。
マイニングと半減期のしくみ
BCHの価格を考えるうえで、新しく発行される量(供給)がどう決まっているかも知っておきましょう。
マイニングで新しいBCHが発行される
BCHはビットコインと同じく、マイナーが計算をしてブロックを作ると、報酬として新しいBCHが発行されるしくみです。ブロックはおよそ10分に1回作られます。
約4年ごとに報酬が半分になる
発行のペースは約4年ごとに半分になり、これを半減期と呼びます。2024年4月の半減期で、1ブロックあたりの報酬は3.125BCHになりました。発行上限の2,100万BCHのうち、すでに約2,006万BCH(約95.5%)が発行されています。
発行ペースが落ちても価格が上がるとは限らない
新しく出回る量が減ること自体は、価格にとってプラスの材料です。ただし、価格を決めるのは「買いたい人がどれだけいるか」という需要の側でもあります。半減期だけを理由に値上がりを期待するのは避けましょう。
BCHを売るタイミングの考え方
買うときより難しいのが売るタイミングです。くらげが目安にしている考え方を紹介します。
| タイミング | 考え方 |
|---|---|
| 目標の値上がり率に届いた | 元本分だけ売って、残りは様子を見る |
| 保有の理由がなくなった | 開発停止や取扱い廃止などは見直しのサイン |
| 資産の中の比率が大きくなりすぎた | 決めた比率に戻るまで一部を売る |
| お金が必要になった | 生活資金が必要なときは無理に持ち続けない |
「もっと上がるかも」と迷ったら、一部だけ売るのがおすすめです。全部売るか全部持つかの二択にしないことで、どちらに動いても後悔しにくくなります。



売るルールを先に決めておくと、急に値上がりしたときもあわてずにすむよ〜
価格を動かしそうな今後の材料
ビットコインキャッシュの価格を考えるときに、チェックしておきたい材料をまとめます。
ビットコイン相場の流れ
BCHはビットコインとの値動きの連動が強い銘柄です。ビットコインが大きく上がる局面では、BCHにも資金が流れてきやすくなります。逆にビットコインが下がるときは、BCHもいっしょに下がりやすい点に注意しましょう。
半減期
BCHの半減期は約4年ごとで、直近は2024年4月でした。次は2028年ごろの見込みです。半減期の前後は注目が集まりやすい一方、必ず値上がりするわけではありません。
アップグレードと利用の広がり
CashTokensなどの機能を使ったアプリやサービスが増えるかどうかは、長い目で見た評価に影響します。新しい機能が実際に使われているかを確認していくとよいでしょう。
機関投資家の動き
海外では、ビットコインやイーサリアム以外の銘柄でも、カストディ(保管)サービスや投資商品の取扱いが広がる動きがあります。BCHがこうした商品の対象になるかどうかも、需要の面で注目されるポイントです。
取引所の取扱い
国内外の取引所で取扱いが続くかどうかも大事です。2026年は国内でも取扱い廃止の発表が続いているので、自分が使っている取引所のお知らせは確認しておきましょう。
今後の3つのシナリオ
| シナリオ | 起きること | 価格への影響(目安) |
|---|---|---|
| 強気 | BTC相場が強く、BCHの利用やサービスも増える | 最高値付近をめざす可能性 |
| 中立 | BTCに連動しつつ、利用は大きく増えない | 今の水準前後で上下 |
| 弱気 | 注目度が下がり、取扱いや取引量が減る | さらに下落する可能性 |
BCHの最新情報の集め方
BCHのように注目度が下がった銘柄は、日本語のニュースが少なくなりがちです。情報を集めるときは次の順番で確認するのがおすすめです。
- 国内取引所の「お知らせ」:取扱い・メンテナンス・ネットワークのアップグレード対応
- 開発チームや公式サイトの発表:アップグレードの内容と時期
- 価格データのサイト:価格・時価総額・取引量の推移
- 仮想通貨ニュースサイト:大口の動きや規制の話題
SNSの情報は速い一方で、あおりや誤情報もまじります。気になる話題を見つけたら、上の公式情報で裏付けをとってから判断しましょう。
ビットコインキャッシュに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| ビットコイン系の銘柄に分散したい人 | 短期間で大きく増やしたい人 |
| 安い手数料での送金に興味がある人 | 値動きの大きさに耐えられない人 |
| 長期で少額をコツコツ持てる人 | 1銘柄に資金を集中させたい人 |
ビットコインとどっちを買う?
はじめて仮想通貨を買うなら、時価総額1位で利用実績の大きいビットコインを中心に考えるのが無難です。BCHは、ビットコインを持ったうえで「ビットコイン系の別の選択肢」として少額を組み合わせる、という位置づけが現実的でしょう。



ぼくは「BCHだけに賭ける」よりも、BTCを土台にしてBCHはサブ枠、くらいがちょうどいいと思ってるよ〜


BCHでよくある失敗パターン
失敗1:「名前がビットコインだから安心」と思い込む
BCHはビットコインとは別の仮想通貨です。ビットコインと同じように値上がりするとは限らないので、名前だけで判断しないようにしましょう。
失敗2:最高値に戻る前提で買い増しを続ける
2017年の最高値はバブルの時期の価格です。戻ることを前提に買い増しを続けると、資金が長く拘束されることがあります。
失敗3:送金先のアドレスやネットワークを間違える
BCHとBTC、BSVはアドレスの形が似ていることがあり、送金先を間違えると資産を取り戻せない場合があります。送金前に、取引所の入金アドレスとネットワークを必ず確認しましょう。
失敗4:利益が出たのに確定申告を忘れる
大きく値上がりしたときほど、税金の準備を忘れがちです。売却や交換のたびに記録を残しておきましょう。
BCHの値動きから学べる3つの教訓
過去の値動きをふり返ると、長く投資を続けるうえで役立つ教訓が見えてきます。
教訓1:バブルの最高値は基準にしない
2017年12月の最高値は、仮想通貨全体が過熱していた時期の一時的な価格でした。その価格を「本来の価値」と考えてしまうと、判断を誤りやすくなります。
教訓2:分裂や大口の売りは価格に影響しやすい
2018年の分裂騒動や、2024年の取引所弁済によるBCHの配布など、需給に関わる出来事は価格に大きな影響を与えてきました。保有中はこうしたニュースもチェックしておきましょう。
教訓3:ビットコインとの連動を意識する
BCHの大きな上昇は、多くの場合ビットコイン相場が強い時期と重なっています。BCHだけを見るのではなく、市場全体の流れも合わせて見ることが大切です。
BCHを長く持つときの保管方法
取引所に置いておく
いちばん手軽なのは、買った取引所の口座にそのまま置いておく方法です。国内の登録業者は顧客の資産を分けて管理するルールがありますが、二段階認証などのセキュリティ対策は自分でしっかり行いましょう。
自分のウォレットで管理する
長期保有で金額が大きくなってきたら、BCHに対応したソフトウェアウォレットやハードウェアウォレットで自分で管理する方法もあります。ただし、復元フレーズ(シードフレーズ)をなくすと資産を取り戻せないので、紙に書いて安全な場所に保管するなど慎重に扱う必要があります。
| 保管方法 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 取引所の口座 | 手軽・すぐ売買できる | 取引所のトラブルの影響を受ける |
| ソフトウェアウォレット | 自分で管理できる | スマホの紛失・ウイルスに注意 |
| ハードウェアウォレット | オフラインで安全性が高い | 購入費用・操作に慣れが必要 |
取引所を選ぶときのポイント
- 金融庁に登録された国内の暗号資産交換業者であること
- BCHを「取引所(板取引)」でも扱っているか(販売所より安く買えることが多い)
- 入出金の手数料や、アプリの使いやすさが自分に合っているか



最初は取引所に置いておいて、慣れてきたらウォレットも検討する、くらいの順番で大丈夫だよ〜
ビットコインキャッシュの買い方(国内取引所)
ビットコインキャッシュは、金融庁に登録された国内の多くの取引所で日本円から買えます。国内では、コインチェックのほか、bitFlyer、ビットバンク、GMOコインなど多くの取引所がBCHを扱っています。取引所によって販売所だけのところと、板取引ができる取引所形式もあるところがあるので、手数料も含めて比べてみましょう。
ここでは初心者にも使いやすいコインチェックを例に、流れを紹介します。


ステップ1:口座を開設する
公式サイトかアプリでメールアドレスを登録し、パスワードを設定します。電話番号の認証もここで行いましょう。
ステップ2:本人確認をする
運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類と、スマホでの顔撮影で本人確認を行います。審査が終わると取引ができるようになります。
ステップ3:日本円を入金する
銀行振込やコンビニ入金などで日本円を入金します。入金方法によって手数料が違うので、事前に確認しておきましょう。
ステップ4:BCHを購入する
アプリの販売所で「ビットコインキャッシュ(BCH)」を選び、金額を入力して購入します。500円程度から買えるので、まずは少額で試してみましょう。
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買うときの注意点
- 販売所は手軽ですが、買値と売値の差(スプレッド)が実質的なコストになります
- 一度にまとめて買わず、時期を分けて買うと高値づかみを防ぎやすくなります
- 二段階認証の設定など、口座のセキュリティ対策を忘れずに行いましょう


くらげ流:BCHと付き合うときのルール
仮想通貨歴7年、総合投資歴10年以上のくらげが、BCHのような「有名だけど低迷が続く銘柄」に向き合うときに大事にしている考え方です。


ルール1:生活費には手をつけない
なくなっても生活に困らないお金だけで投資します。
ルール2:比率を先に決めておく
仮想通貨全体のうちBCHは何割まで、と決めておくと、急な値上がりのときに買いすぎるのを防げます。
ルール3:時期を分けて買う
まとめて買うより、何回かに分けて買うほうが、買値が平均化されます。
ルール4:売る目安も決めておく
「過去最高値に近づいたら半分売る」など、売るタイミングを先に決めておくと、感情に流されにくくなります。
ルール5:「〇〇倍確定」の情報はうのみにしない
SNSでは強い言葉の予想が目立ちますが、根拠となるデータや公式の情報を自分で確かめましょう。



上がらない時期が長い銘柄ほど、「ルールを決めて、気長に待つ」が大事なんだよね〜
税金とリスクの注意点
利益が出たら税金がかかる
2026年時点では、仮想通貨の売却などで得た利益は原則として「雑所得」となり、給与などと合算する総合課税の対象です(税率は所得に応じて最大55%)。会社員の方でも、仮想通貨の利益が年間20万円を超えると確定申告が必要になる場合があります。分離課税への見直しが議論されているので、最新の情報を国税庁などで確認しましょう。
仮想通貨同士の交換も課税対象
BCHをほかの仮想通貨に交換したときも、その時点で利益が出ていれば課税の対象になります。
海外取引所を使うときの注意
海外の取引所には、日本の金融庁に登録されていない業者が多くあります。トラブルがあっても日本の法律で守られにくいので、基本は国内の登録業者を使うのが安心です。
ビットコインキャッシュに関するよくある質問
Q. ビットコインキャッシュは将来性がないのですか?
A. 決済での利用が広がっていないなどの課題はありますが、開発は続いており、時価総額も上位30位以内を保っています。「将来性がまったくない」とまでは言えませんが、大きな値上がりを前提にするのは避けましょう。
Q. ビットコインキャッシュはなぜ上がらないのですか?
A. ビットコインとの差別化が難しいこと、決済での利用が限られていること、分裂でコミュニティが分かれたこと、大口の売りが出やすいことなどが主な理由です。
Q. ビットコインキャッシュは100万円になりますか?
A. 100万円には今の約23倍、時価総額で約20兆円が必要です(2026年10月24日時点の単純計算)。不可能とは言い切れませんが、ハードルはかなり高いと考えましょう。
Q. ビットコインキャッシュの今の価格はいくらですか?
A. CoinPaprikaによると、2026年10月24日時点で約4万4,000円(約280ドル)、時価総額は約8,837億円で25位です。
Q. ビットコインとビットコインキャッシュの違いは何ですか?
A. どちらも発行上限は2,100万枚ですが、BCHはブロックサイズを大きくして手数料を安くし、日常の支払いに使える「電子現金」を目指している点が違います。
Q. ビットコインキャッシュはどこで買えますか?
A. コインチェックをはじめ、国内の多くの登録業者で購入できます。取扱いは変わることがあるので、各取引所の公式サイトで確認してください。
Q. 次の半減期はいつですか?
A. BCHの半減期は約4年ごとで、直近は2024年4月でした。次は2028年ごろの見込みです。
Q. BCHとBSVは同じものですか?
A. 別の仮想通貨です。BSVは2018年にBCHから分裂して生まれました。送金や購入のときは通貨の記号を必ず確認しましょう。
Q. ビットコインを持っていたらBCHももらえますか?
A. もらえたのは2017年8月の分岐の時点でビットコインを持っていた人です。今からビットコインを買っても、BCHが付与されることはありません。
Q. BCHは長期保有に向いていますか?
A. 開発や取扱いは続いていますが、値動きが大きく低迷も長い銘柄です。長期で持つなら、ビットコインなどと組み合わせて少額にとどめるのが無難です。
まとめ:BCHは「期待しすぎず、少額で」が現実的
最後に、この記事のポイントをおさらいします。
- 2026年10月24日時点で約4万4,000円、最高値から約94%低い水準
- 上がらない理由は、差別化の難しさ・決済利用の伸び悩み・分裂の歴史・大口の売りなど
- 手数料の安さや毎年のアップグレードなど、評価できる点もある
- 100万円には約23倍・時価総額約20兆円が必要で、ハードルは高い
- 投資するならビットコインを中心に、BCHは少額で分散するのが現実的
ビットコインキャッシュは、派手な値上がりを期待するよりも、「ビットコイン系の銘柄を少し持っておく」くらいの距離感で付き合うのがちょうどいい銘柄です。課題と強みの両方を知ったうえで、自分に合った金額で判断しましょう。



最後まで読んでくれてありがとう〜!数字を知っておくと、SNSのあおりにも振り回されにくくなるよ


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※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の暗号資産の購入をすすめるものではありません。暗号資産は価格変動が大きく、元本を割り込む可能性があります。投資の判断はご自身の責任で行ってください。
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