ブラッドクリスタル(BC)はオワコン?取扱廃止・ゲーム終了と今後

「ブラッドクリスタル(BC)ってオワコンなの?」「今後また上がることはある?」「持っているBCはどうすればいい?」と気になっていませんか。

ブラッドクリスタル(BC)は、人気RPG「ウィザードリィ」の世界観を使ったブロックチェーンゲーム「Eternal Crypt – Wizardry BC -」で使われていた仮想通貨です。2024年にコインチェックで取引が始まり話題になりましたが、その後、状況は大きく変わりました。

ゲームは2025年12月15日にサービスを終了し、コインチェックでのBCの取扱いも2026年8月26日で廃止されています。この記事では、公式のお知らせをもとに、BCに何が起きたのか、まだBCを持っている人がどうすればいいのか、そしてこの事例から学べることを、正直にまとめました。

くらげ

くらげだよ〜。この記事は以前「BCの将来性」を紹介していたんだけど、状況が大きく変わったので、最新の事実にあわせて書き直したよ。持っている人にも役立つようにまとめるね。

この記事の結論

  • BCを使うゲーム「Eternal Crypt – Wizardry BC -」は2025年12月15日にサービスを終了した
  • コインチェックは2026年8月26日でBCの取扱いを廃止。ほかにBCを扱う国内の業者はない(2026年7月15日時点)
  • コインチェックに預けたままのBCは、廃止日から5年間(2031年8月26日まで)返還請求ができる
  • 残念ながら、国内の投資対象としては「オワコン」と言わざるを得ない。今から新しく買うのはおすすめできない
目次

ブラッドクリスタル(BC)とは?おさらい

サービス終了前のEternal Crypt - Wizardry BC -のゲーム画面のキービジュアル

ブラッドクリスタル(BC)は、ブロックチェーンゲーム「Eternal Crypt – Wizardry BC -(エターナルクリプト ウィザードリィ ビーシー)」の中で使われていた仮想通貨です。ゲームでは、NFTのキャラクターを率いてダンジョンを探索し、報酬としてBCを受け取ったり、BCを使ってアイテムや強化を行ったりするしくみでした。

ゲームのもとになった「ウィザードリィ」のロゴ

BCの基本データ

項目内容
通貨の名前ブラッドクリスタル(BC)
使われていたゲームEternal Crypt – Wizardry BC –
ゲームのサービス期間2024年3月〜2025年12月15日
国内での取引開始2024年10月16日(コインチェック取引所)
国内での取扱2026年8月26日にコインチェックが廃止
2025年12月のバーンプロジェクト保有分の約7.05億BC

コインチェックの公式のお知らせ、ゲーム運営の発表・報道をもとにまとめています。

開発・運営の体制

ゲームは、国内のゲーム会社ドリコムなどが開発に関わり、運営はZEAL NOVA DMCCが担っていました。国内の有名企業が関わっていたことも、BCが注目された理由のひとつです。

ゲームとBCのしくみ(サービス終了前)

サービス終了前のゲーム内経済とBCの流れを示した図

BCは、ゲームの中でキャラクターを強化したり、アイテムを取引したりするときに使われていました。遊んで得たBCを取引所で日本円に換えられる「遊んで稼ぐ」タイプのゲームとして、国内でも注目を集めていたんです。

ゲームの提携先として紹介されていた企業やブロックチェーンのロゴ
くらげ

有名なIPを使ったゲームで、国内の取引所にも上場していたから、期待していた人も多かったんだよね〜。

ブラッドクリスタル(BC)のこれまでの流れ

ブラッドクリスタル(BC)のゲーム開始から取扱廃止までの流れ

BCに何が起きたのかを、時系列で整理します。

時期できごと
2024年3月ゲーム「Eternal Crypt – Wizardry BC -」がサービス開始
2024年10月16日コインチェックの取引所でBCの取引が始まる
2024年12月18日コインチェックの販売所でもBCの取扱いが始まる
2025年10月1日ゲーム運営がサービス終了を発表。コインチェックは販売所での「購入」を一時中止すると発表
2025年12月15日ゲームのサービスが終了
2025年12月26日プロジェクトが保有していた約7.05億BCをバーン(焼却)
2026年8月20日コインチェックでBCの外部からの受取などが停止
2026年8月26日コインチェックでBCの取扱いを廃止

コインチェックの公式のお知らせと報道をもとにまとめています。

ゲームのサービス開始から終了まで、およそ1年9か月でした。国内の取引所で取引が始まってからは、約1年10か月で取扱いが終わったことになります。

サービス終了の発表から取扱廃止までの期間

サービス終了が発表された2025年10月から、コインチェックでの取扱廃止(2026年8月26日)までは、約11か月ありました。その間、販売所での購入は止まっていたものの、売却や送金はしばらく続けて利用できました。お知らせを追っていれば、判断する時間は十分にあったといえます。

ゲームのサービス終了の発表

2025年10月1日、ゲームの運営会社(ZEAL NOVA DMCC)は、2025年12月15日でゲームのサービスを終了すると発表しました。これを受けてコインチェックは、市場の流動性が不確かになったとして、販売所でのBCの「購入」を一時中止しました。このとき、販売所での「売却」や取引所での売買、送金などは続けて利用できる状態でした。

プロジェクト保有分のバーン

サービス終了のあと、2025年12月26日に、プロジェクトが保有していた約7億525万BCがバーン(焼却)されました。バーンは市場に出回る量を減らす手段ですが、ゲームという使い道がなくなったあとだったため、価格を支える効果は限られていたと考えられます。

サービス終了前のゲームに登場していたキャラクターの一覧画面
くらげ

バーンって本来は「プラスの材料」になることが多いんだけど、使い道がなくなったあとだと意味合いが変わっちゃうんだよね〜。

ブラッドクリスタル(BC)はオワコン?

「ブラッドクリスタル オワコン」と検索する人がとても多いですが、2026年9月時点の状況をふまえると、国内の投資対象としては「オワコン」と言わざるを得ないのが正直なところです。

そう言わざるを得ない3つの理由

  • 使い道だったゲームが終わった:BCの価値の中心だったゲームがサービスを終了し、BCを使う場面がなくなった
  • 国内で売買できる場所がない:コインチェックが取扱いを廃止し、ほかに扱う国内の業者もない(2026年7月15日時点)
  • 運営会社が解散したと報じられている:プロジェクトを動かしていた主体がなくなった

「オワコン」と言われ始めたタイミング

BCについて「オワコン」という声が増えたのは、2025年10月にゲームのサービス終了が発表されたころからです。それまでも価格の下落を理由に心配する声はありましたが、ゲームの終了が決まったことで、BCの使い道がなくなることがはっきりしました。その後、国内の取扱いも終わり、状況が決定的になったといえます。

「完全にゼロ」とは言い切れない点

BCというトークン自体は、ブロックチェーン上にデータとして残っています。海外のサービスなどで取引される可能性がまったくないとは言い切れません。ただし、海外の取引所の多くは日本の金融庁に登録されておらず、流動性もほとんど期待できないため、日本の個人投資家が積極的に手を出す対象ではないと考えます。

くらげ

厳しい話だけど、「いつか復活するかも」と期待して買うのはおすすめできないんだ。まずは今持っている分をどうするかを考えようね。

Eternal Cryptはどんなゲームだった?

サービス終了前のEternal Crypt - Wizardry BC -のゲーム画面

BCについて知るうえで、ゲームの内容も簡単に振り返っておきます。

ウィザードリィの世界観を使ったRPG

「Eternal Crypt – Wizardry BC -」は、1980年代から続く名作RPG「ウィザードリィ」の世界観を使ったブロックチェーンゲームでした。プレイヤーはギルドマスターとなり、NFTのキャラクターでパーティを組んでダンジョンを探索します。放置しながら進められるクリッカー要素と、RPGの育成要素を組み合わせたゲーム性が特徴でした。

BCが使われていた場面

  • ダンジョン探索の報酬として受け取る
  • キャラクターの強化やアイテムの取引に使う
  • 取引所で日本円に換える(国内ではコインチェック)

ゲームで遊ぶほどBCが手に入り、そのBCを取引所で売ることもできる、いわゆる「遊んで稼ぐ」しくみでした。一方で、BCを売る人が多くなると価格が下がりやすいという、ゲーム系トークンに共通する課題も抱えていました。

なぜ注目されていたのか

有名なIPを使っていること、国内の取引所で日本円に換えられること、大手企業の名前が提携先として紹介されていたことなどから、国内のブロックチェーンゲームの中でも注目度の高いタイトルでした。それだけに、サービス終了のニュースは多くの人にとって驚きだったと思います。

コインチェックでのBCの取扱廃止の詳細

コインチェックでのブラッドクリスタル(BC)取扱廃止後にできることとできないこと

コインチェックは、「プロジェクトの継続性と市場での流動性の低下」を理由に、BCの取扱いを廃止しました。公式のお知らせ(2026年8月26日更新)の内容を整理します。

項目内容
廃止日2026年8月26日
外部からの受取停止2026年8月20日 14:00
Coincheck NFTでのBC建ての出品・オファー停止2026年8月20日 14:00
貸暗号資産サービスの貸付停止2026年8月20日 14:00以降
販売所・取引所の取扱停止2026年8月26日 14:00
外部への送金停止2026年8月26日 14:00
BCを扱うほかの国内業者なし(2026年7月15日時点)

出典:コインチェック「BCの取扱い廃止についてのお知らせ」(2026年8月26日更新)

取扱廃止の理由

コインチェックは、取り扱うすべての暗号資産について、プロジェクトの開示情報や開発状況、流動性などを監視しているとしています。そのうえで、BCについては「プロジェクトの継続性と市場での流動性の低下」により、サービスの提供を続けるのは適切ではないと判断したと説明しています。

取扱廃止のあとも口座に残っているBCは?

廃止日の時点でコインチェックの口座にBCが残っている場合、コインチェックがBCを管理し、廃止日から5年間は、利用者からの返還請求に応じて、指定したアドレスへ送付すると案内されています。ただし、5年が過ぎた日(2031年8月26日)以降は、返還請求をしても返還されない場合があるとされています。

BCの残高は、コインチェックのアプリやWebの資産画面で確認できます。取扱廃止のあとも表示されるかどうかは画面の仕様によって変わる可能性があるので、見当たらない場合は、コインチェックの問い合わせ窓口で確認するのが確実です。

貸暗号資産サービスを使っていた人は

貸暗号資産サービスでBCを貸していた人は、貸付の停止にあわせて、BCが取引アカウントに振り替えられる案内が出ていました。振り替えられたBCも、廃止日以降は上の返還請求の対象になります。

くらげ

口座にBCが残っていても、すぐに消えるわけじゃないんだ。5年間は返還請求ができるから、あわてなくて大丈夫だよ〜。

取扱廃止が決まったときの一般的な流れ

国内の取引所が銘柄の取扱いをやめるときは、一般的に次のような流れで進みます。BCの場合も、この流れに沿って案内が出されていました。

  • 取扱廃止の予定がお知らせで発表される(廃止日の数週間〜数か月前)
  • 外部からの受取や、関連サービスが先に停止される
  • 廃止日に、売買と外部への送金が停止される
  • 廃止日のあとも口座に残った分は、一定期間、返還請求などに応じてもらえることがある

お知らせから廃止日までの間に、売却するか外部へ送金するかを判断できるよう、取引所の通知はオンにしておきましょう。

BCをまだ持っている人はどうすればいい?

ブラッドクリスタル(BC)をまだ持っている人の選択肢

「売りそびれてしまった」「まだ口座に残っている」という人も多いと思います。選べる道を整理しておきます。

選択肢1:コインチェックに返還を請求する

コインチェックの口座にBCが残っている場合は、2031年8月26日までであれば、返還請求をして自分のウォレットなどに送ってもらえます。送付先のアドレスは、BCに対応したもの(BCが発行されているブロックチェーンに対応したウォレット)を用意する必要があります。手続きの方法は、コインチェックのお問い合わせ窓口で確認してください。

返還請求の前に準備しておくこと

  • BCが発行されているブロックチェーンに対応したウォレットを用意する
  • 送付先のアドレスを、コピー&貼り付けで正確に控えておく
  • はじめて使うウォレットなら、秘密鍵やシードフレーズを紙に書いて安全に保管する
  • 手続き方法は、コインチェックの公式の窓口で確認する

選択肢2:自分のウォレットで保管し続ける

返還を受けたBCや、もともと外部のウォレットで持っていたBCは、そのまま保管し続けることもできます。ただし、国内に売買できる場所はなく、今後も価値が戻る保証はありません。

選択肢3:損失として整理する

BCの価値が戻る見込みが低いと判断した場合は、損失として受け止め、次の投資に気持ちを切り替えるのもひとつの考え方です。税金の扱いについては、後ほど説明します。

選択肢向いている人注意点
返還を請求するウォレットを持っていて、手元で管理したい人対応するウォレットとアドレスが必要。期限は2031年8月26日
コインチェックに預けたままにするすぐに手続きする予定がない人5年を過ぎると返還されない場合がある
損失として整理する価値の回復を期待していない人税金の扱いは個別に確認が必要

詐欺に注意

取扱いが終わった銘柄を持っている人をねらって、「BCを高く買い取ります」「返還手続きを代行します」といった話を持ちかける詐欺が出てくることがあります。返還請求は必ずコインチェックの公式の窓口で行い、ウォレットの秘密鍵やパスワードは誰にも教えないでください。

くらげ

「困っている人」をねらう詐欺はほんとに多いんだ。公式以外からの連絡には、絶対に反応しないでね〜。

BCの今後・将来性は?億り人は狙える?

「ブラッドクリスタル 今後」「将来性」「億り人」と調べている人もいますよね。2026年9月時点の状況で、正直にお答えします。

今後に期待できる材料はほぼない

BCの価値を支えていたのは、ゲームの中での使い道でした。そのゲームが終わり、国内の取引所での取扱いもなくなった今、BCの需要が大きく戻る材料は見当たりません。新しい運営がゲームを引き継ぐ、といった発表も、2026年9月時点では確認できません。

億り人は現実的ではない

「安くなっている今のうちに買えば、いつか億り人に」と考える人もいるかもしれません。でも、使い道も売買の場所もない銘柄が、何百倍・何千倍になるのは、現実的ではありません。億り人を目指すなら、なおさら避けるべき銘柄だといえます。

海外で取引されている場合の注意

BCが海外のサービスなどで取引されているのを見かけても、手を出すのは慎重にしましょう。

  • 取引量がほとんどなく、表示されている価格で売れないことが多い
  • 海外の取引所やサービスの多くは、日本の金融庁に登録されていない
  • トラブルがあっても、日本の法律で守られにくい
  • 送金の際に、対応するネットワークを間違えると取り戻せない

「安くなっているから」という理由だけで買うのは、おすすめできません。

もしゲームや新しい使い道が出てきたら?

2026年9月時点では確認できませんが、仮に別の運営がゲームを引き継いだり、BCの新しい使い道が発表されたりすることがあれば、状況は変わる可能性があります。ただし、その場合も、国内の取引所で再び扱われるかどうかは別の話です。うわさ話ではなく、公式の発表があったときに、あらためて判断するようにしましょう。

旧記事で紹介していた「将来性」について

以前この記事では、ゲームの成長やユースケースの広がりを「将来性」として紹介していました。当時はゲームが運営されていて、そうした期待もありましたが、その前提はサービス終了によってなくなりました。この点は、読者のみなさんにきちんとお伝えしておきたいと思います。

サービス終了前のゲームのスマホ画面
くらげ

以前の記事を読んで期待してくれた人もいたと思う。状況が変わったことは、正直に伝えるのが大事だと思って書き直したんだ。

ブラッドクリスタルの事例から学べること

ブラッドクリスタルの事例から学べるゲーム系トークン投資の教訓

BCの一連の流れは、ゲーム系のトークンに投資するときの大切な教訓をたくさん含んでいます。

教訓1:ひとつのゲームに依存するトークンはリスクが高い

BCの使い道は、ほぼEternal Cryptのゲームだけでした。ゲームが終わると、トークンの存在理由そのものがなくなってしまいます。ゲーム系のトークンを買うときは、「そのゲームが何年も続くか」を考える必要があります。

教訓2:有名なIPや国内上場は、安全の保証ではない

ウィザードリィという有名な作品のIPを使っていて、国内の取引所にも上場していたことは、安心材料に見えました。でも、それはゲームやトークンが続くことを保証するものではありませんでした。

教訓3:取引所のお知らせを見逃さない

コインチェックは、サービス終了の発表の直後から、購入の一時中止や取扱廃止の予定を段階的に知らせていました。お知らせをこまめに確認していれば、売却や送金の判断をする時間は十分にありました。取引所のメールやアプリの通知は、オンにしておくのがおすすめです。

教訓4:売るタイミングを先に決めておく

BCのように、ある日を境に状況が大きく変わる銘柄では、「いつか戻るはず」と持ち続けるうちに、売る機会そのものがなくなってしまうことがあります。「運営から大きな悪いニュースが出たら半分売る」「取扱廃止のお知らせが出たらすぐに判断する」など、売るタイミングを先に決めておくと、迷わずに行動できます。

取引所の通知を受け取る設定をしておこう

取扱いの変更は、取引所のお知らせページやメール、アプリの通知で案内されます。とくに小型の銘柄を持っている人は、次の設定をしておくと安心です。

  • 取引所からのメールを迷惑メールに振り分けない
  • アプリのプッシュ通知をオンにする
  • 公式のX(旧Twitter)アカウントをフォローする
  • 月に1回は、お知らせのページを自分で見に行く

BCの場合も、サービス終了の発表から取扱廃止までの間に、何度もお知らせが出されていました。情報を受け取れる状態にしておくことが、いちばんの防御策です。

教訓5:投資額は失ってもよい金額まで

どんなに期待できそうな銘柄でも、ゼロに近づく可能性はあります。とくにゲーム系や小型のトークンは、失っても生活に困らない金額にとどめるのが鉄則です。

BCで起きたこと次に活かせること
ゲームのサービスが終了したゲームの利用者数や運営の状況を定期的にチェックする
国内の取扱いが廃止された取引所のお知らせを見逃さないように通知をオンにする
売れる場所がなくなった複数の取引所で扱われているかも確認する
価格が大きく下がった投資額を失ってもよい範囲にとどめ、分散する
くらげ

くらげもゲーム系のトークンは「応援枠」として少額だけにしてるんだ。BCの事例は、その大切さをあらためて感じさせてくれたよ。

くらげのゲーム系トークンとの付き合い方

  • 応援枠として少額だけ:仮想通貨の資金のうち、ゲーム系はごく一部にとどめる
  • 遊んでみてから考える:実際にゲームを遊び、自分が続けたいと思えるかを確かめる
  • 運営のお知らせを定期的に見る:アップデートが止まっていないか、月に1回は確認する
  • 撤退のサインを決めておく:利用者の減少やアップデートの停止など、手放すきっかけを先に決める

どれも地味なルールですが、BCのようなケースで損を小さくするために役立ちます。

ゲーム系トークンを選ぶときのチェックポイント

ゲーム系の仮想通貨を買う前に確認したい6つのこと

BCの事例をふまえて、これからゲーム系のトークンを検討するときに確認したいポイントをまとめました。

1. ゲームが遊ばれ続けているか

利用者数、アップデートの頻度、イベントの開催状況などを確認しましょう。SNSの公式アカウントの更新が止まっていたら、黄色信号です。

2. 運営の情報が出ているか

運営会社の情報や、トークンに関する定期的な情報開示があるかを確認します。国内のIEOで販売されたトークンなどは、定期的な情報開示が行われているものもあります。

3. ゲームの外にも使い道があるか

ひとつのゲームでしか使えないトークンは、そのゲームが終わると価値を失いやすくなります。複数のゲームやサービスで使えるかどうかも見ておきましょう。

4. 複数の取引所で売買できるか

1つの取引所でしか扱われていない銘柄は、その取引所が取扱いをやめると、売る場所がなくなってしまいます。

5. 取引所のお知らせを受け取れるか

取扱いの変更は、取引所のお知らせやメールで案内されます。通知をオンにして、重要なお知らせを見逃さないようにしましょう。

IEO銘柄の情報開示を確認する方法

国内のIEOで販売された銘柄は、業界のルールにもとづいて、発行元による定期的な情報開示が行われています。取引所のお知らせのページから確認できるので、ゲーム系のIEO銘柄を持っている人は、開示が続いているかを定期的にチェックしてみてください。

6. 失ってもよい金額か

ゲーム系のトークンは値動きが大きく、ゼロに近づくこともあります。投資額は、失っても生活に困らない範囲にとどめましょう。

ブロックチェーンゲームのサービス終了はめずらしくない

ブロックチェーンゲームは、ここ数年で数多く登場しましたが、その中にはサービスを終えたものも少なくありません。ゲームの人気が続かない、トークンの価格が下がって遊ぶ人が減る、運営の資金が続かない、といった理由が重なりやすいからです。ゲーム系トークンを買うときは、「ゲームが終わる可能性」を最初から頭に入れておくことが大切です。

取扱いが終わったほかの銘柄の例

国内の取引所で取扱いが廃止されたり、購入が止まったりした銘柄は、BC以外にもあります。たとえば、昔から人気のあったネム(XEM)も、国内の一部の取引所で購入停止や取扱終了が続いています。取扱いの変化は、どの銘柄にも起こりうることなんです。

ほかのゲーム系トークンの記事

同じようにゲームと結びついたトークンは、ほかにもあります。それぞれの現状やリスクをまとめた記事もあわせて読んでみてください。

BCの損失と税金の扱い

BCで損が出た場合の、税金の考え方も整理しておきます。2026年時点の原則では、仮想通貨の売買による所得は「雑所得」として扱われ、給与などほかの所得と合算して税率が決まる総合課税の対象です。

  • 仮想通貨を売って損が出た場合、その損は同じ年のほかの仮想通貨などの雑所得の利益と相殺できる場合がある
  • 雑所得の損失は、給与所得など別の種類の所得とは相殺できず、翌年に繰り越すこともできない
  • 売らずに持ち続けているだけでは、損は確定しない(含み損のまま)
  • 取扱廃止や返還のあとの扱いは状況によって判断が変わる可能性があるので、心配な場合は税務署や税理士に相談する

BCの購入時期や金額、売却や送金の記録は、コインチェックの取引履歴から確認できます。必要に応じてダウンロードして保存しておきましょう。

取引記録の残し方

  • コインチェックの取引履歴を、年ごとにダウンロードして保存する
  • BCを買った日付・数量・金額をまとめておく
  • 返還請求をした場合は、その日付や送付先の記録も残しておく

記録が残っていれば、あとから確定申告の準備をするときも困りません。

くらげ

損をしたときこそ、記録をきちんと残しておくのが大事なんだ。ほかの利益と相殺できる場合もあるからね〜。

BCで損をした人が、これからできること

BCで損をしてしまった人にとって、いちばん大切なのは「次に同じ失敗をしないこと」です。気持ちを切り替えて、次の一歩に活かすためのポイントをまとめます。

資産全体を見直す

BCのような小型のトークンに資金が偏っていなかったか、振り返ってみましょう。仮想通貨を続けるなら、ビットコインやイーサリアムなど、時価総額が大きく流動性の高い銘柄を中心にして、小型の銘柄はごく一部にとどめるのがおすすめです。

取り戻そうとして無理をしない

損をしたあとは、「早く取り戻したい」という気持ちから、値動きの大きい銘柄に大きな金額を入れてしまいがちです。これは、さらに損を大きくする典型的なパターンです。一度立ち止まって、無理のない金額と計画で続けるようにしましょう。

情報の集め方を見直す

銘柄を選ぶときに、SNSの評判や「将来性がある」という話だけで判断していなかったかも振り返ってみましょう。取引所の公式のお知らせや、運営の発表など、確かな情報源を定期的に見る習慣をつけると、変化に早く気づけます。

やることポイント
資産の配分を見直す大型銘柄を中心に、小型銘柄はごく一部に
無理に取り戻そうとしない損を取り返すための大きな勝負はしない
情報源を見直す公式のお知らせや運営の発表を定期的に確認する
記録を残す損益を記録し、税金の計算に備える
くらげ

損をした経験は、つらいけど大きな学びでもあるんだ。次の投資に活かせれば、決してムダにはならないよ〜。

BCを「応援していた人」へ

ゲームを楽しみ、BCを応援していた人にとって、今回の結果はとても残念なものだったと思います。ゲームの思い出や、コミュニティで過ごした時間は、価格とは関係なく大切なものです。投資の面では厳しい結果になりましたが、その経験を次に活かしていきましょう。

ブラッドクリスタル(BC)に関するよくある質問

Q. ブラッドクリスタル(BC)はオワコンですか?

ゲームは2025年12月15日にサービスを終了し、コインチェックでの取扱いも2026年8月26日に廃止されました。国内で売買できる場所がなく、国内の投資対象としては「オワコン」と言わざるを得ない状況です。

Q. BCは今どこで買えますか?

2026年7月15日時点で、BCを扱う国内の暗号資産交換業者はありません。海外のサービスで取引される可能性はありますが、金融庁に登録されていない業者が多く、流動性もほとんど期待できないため、おすすめしません。

Q. コインチェックに残っているBCはどうなりますか?

コインチェックが管理し、廃止日から5年間(2031年8月26日まで)は、返還請求に応じて指定のアドレスへ送付すると案内されています。

Q. Eternal Cryptのゲームはもう遊べないのですか?

「Eternal Crypt – Wizardry BC -」は2025年12月15日にサービスを終了しています。

Q. BCが今後また上がる可能性はありますか?

使い道だったゲームが終わり、国内で売買できる場所もないため、大きく価値が戻る材料は見当たりません。期待して新しく買うのはおすすめしません。

Q. BCの損は確定申告で使えますか?

仮想通貨を売って確定した損は、同じ年のほかの仮想通貨などの雑所得の利益と相殺できる場合があります。取扱廃止や返還に関する扱いは状況によって変わる可能性があるので、税務署や税理士に確認してください。

Q. BCをほかの国内取引所に送って売れますか?

2026年7月15日時点で、BCを扱う国内の暗号資産交換業者はないとコインチェックは案内しています。国内のほかの取引所に送っても、売ることはできないと考えてください。

Q. 返還請求の期限はいつまでですか?

コインチェックの案内では、廃止日から5年間、つまり2031年8月26日までです。それ以降は、返還請求をしても返還されない場合があります。

Q. 「BCを買い取ります」という連絡が来ました。

公式ではない連絡には応じないでください。取扱廃止の銘柄を持っている人をねらった詐欺の可能性があります。返還の手続きは、コインチェックの公式の窓口で行いましょう。

まとめ:BCは「ゲーム系トークンのリスク」を教えてくれた事例

サービス終了前のゲームに登場していたキャラクターたちのイメージ

ブラッドクリスタル(BC)について、2026年9月時点の状況をまとめました。

  • BCを使うゲームは2025年12月15日にサービスを終了した
  • コインチェックは2026年8月26日でBCの取扱いを廃止。国内で扱う業者はない
  • コインチェックに残っているBCは、2031年8月26日まで返還請求ができる
  • 今後の値上がりや億り人を期待して新しく買うのはおすすめできない
  • ひとつのゲームに依存するトークンのリスクと、取引所のお知らせを見逃さない大切さを学べる事例
くらげ

BCは残念な結果になっちゃったけど、この経験は次の銘柄選びにきっと活かせるよ。ゲーム系のトークンは、少額で楽しむくらいの気持ちで付き合っていこうね〜。

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あわせて読みたい関連記事

※この記事は、コインチェックの公式のお知らせ(2026年8月26日更新ほか)とゲーム運営の発表・報道をもとに、2026年9月30日時点の情報でまとめたものです。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。仮想通貨は価格変動が大きく、元本を失う可能性があります。投資の判断はご自身の責任で行ってください。

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