トロン(TRX)の10年後は?100円・1000円になるか将来性を解説

トロン(TRX)の10年後は?1000円になる?口コミやどこまで上がるのか解説

「トロン(TRX)って10年後にはどうなっているの?」「100円や1000円になる可能性はある?」と気になって調べている方は多いですよね。トロンは派手な話題こそ少ないものの、ステーブルコインのUSDTを送るネットワークとして世界中で使われていて、時価総額ランキングでも上位に入る銘柄なんです。

この記事では、仮想通貨歴7年・総合投資歴10年以上のくらげが、トロンの現在の価格と時価総額をもとに、100円・1000円に必要な規模を計算したうえで、10年後のシナリオ、将来性を左右するポイント、リスク、国内での買い方まで整理していきます。

この記事の結論

  • トロン(TRX)の価格は約52.7円、時価総額は約5.0兆円でランキング8位(CoinPaprika 2026年10月2日時点)
  • 100円に必要な時価総額は約9.5兆円で、現在の約1.9倍。市場全体が上向けば十分ありうる水準
  • 1000円には約95兆円が必要で、今のイーサリアムの時価総額(約51兆円)を大きく超える。10年スパンでもかなり難しい
  • 強みは「USDT送金のインフラ」としての実需。一方で、規制や運営の中央集権性がリスク。買うなら国内取引所で、余裕資金を時間を分けて
くらげ

トロンは「地味だけど使われている」タイプの銘柄なんだよね。夢の話の前に、まず数字から見ていこう〜。

目次

トロン(TRON/TRX)とは?基本情報をおさらい

トロン(TRON)とTRXのロゴ

トロン(TRON)は、2017年にジャスティン・サン氏が立ち上げたブロックチェーンのプロジェクトで、TRX(トロニックス)はその上で使われる仮想通貨です。もともとは動画や音楽などのコンテンツを、仲介者なしで配信できる世界を目指して始まりました。

その後、手数料が安く送金が速いという特徴から、ステーブルコイン(米ドルなどに価値を連動させた仮想通貨)の送金ネットワークとして大きく成長しました。いまではUSDT(テザー)の送金に使われるネットワークの代表格になっています。

項目内容
名称トロン(TRON)/通貨はTRX
立ち上げ2017年(創設者:ジャスティン・サン氏)
しくみDPoS(投票で選ばれた代表者が取引を承認)
主な用途USDTなどステーブルコインの送金、DeFi、手数料の支払い
現在の価格約52.7円(CoinPaprika 2026年10月2日時点)
時価総額約5.0兆円(ランキング8位)
最高値約69.4円(2024年12月4日)
供給量約950億TRX(手数料の焼却などで増減する)
国内の主な取扱いBITPOINTなど

※価格・時価総額・最高値はCoinPaprika(2026年10月2日時点、日本円換算)。国内の取扱状況は各取引所の公式サイトで確認してください。

トロンのしくみと特徴

DPoSで速く・安く処理する

トロンは、TRXの保有者による投票で選ばれた「スーパー代表(Super Representative)」が取引を承認するDPoSというしくみを使っています。承認する人数を絞ることで、処理を速くし、手数料を低く抑えているんです。

手数料はTRXで支払う(エネルギーと帯域幅)

トロンでUSDTなどを送るときは、TRXで手数料を払うか、TRXを預けて(ステーキングして)得られる「エネルギー」や「帯域幅」を使います。つまり、トロンのネットワークが使われるほど、TRXが必要になるしくみなんですね。

使われた手数料の一部は焼却される

支払われた手数料の一部は焼却(バーン)され、市場から消えます。利用が多いと供給が減りやすく、少ないと増えやすい、という性質があります。

くらげ

「使われるほどTRXが必要になる」っていうのが、トロンを見るときのいちばん大事なポイントだよ〜。

トロンの歩み|コンテンツ配信からステーブルコインの送金網へ

トロンは、最初から送金のネットワークを目指していたわけではありません。歩みをふり返ると、方向性が少しずつ変わってきたことがわかります。

  • 2017年:プロジェクトが始まり、ICO(資金調達)を実施
  • 2018年:独自のメインネットに移行。ファイル共有ソフトで知られるBitTorrent社を買収
  • 2019〜2020年:USDTがトロン上で発行され、送金での利用が広がり始める
  • 2021年以降:DeFiやステーキングのしくみが整い、USDT送金の主要ネットワークのひとつに成長

「エンタメの分散化」という最初のビジョンよりも、「安くて速い送金網」としての使われ方が定着したのが、いまのトロンの姿なんです。プロジェクトが当初の計画どおりに進まなくても、別の形で需要を見つけて生き残った例ともいえますね。

国内でのトロンの取扱い

国内では、BITPOINTが早い時期からTRXを扱ってきました。そのほかの取引所でも扱いが広がっていますが、取扱銘柄は各社の判断で変わります。買う前に、使いたい取引所の取扱銘柄一覧を確認しておきましょう。

トロンが使われている理由|USDT送金のインフラ

トロンの価値を考えるうえで欠かせないのが、ステーブルコインのUSDTとの関係です。

トロンとイーサリアムをUSDT送金の観点で比べた図

なぜUSDTの送金にトロンが選ばれるのか

USDTはイーサリアムやソラナなど、いくつものネットワークで発行されていますが、トロン上のUSDT(TRC20規格)は発行量の大きな割合を占めています。理由はシンプルで、手数料が安く、送金が速く、多くの取引所が対応しているからです。

特に、銀行口座を持ちにくい国や、自国通貨が不安定な国では、ドルの代わりにUSDTを使う人が多く、その送金にトロンがよく使われていると言われています。取引所どうしで資金を移すときにも、手数料の安いトロンのネットワークが選ばれやすいんです。

実需があるのは強みでもあり、リスクでもある

実際に毎日使われているという点は、話題性だけで価格がついている銘柄とは大きくちがう強みです。一方で、USDTの送金需要に頼っているぶん、ステーブルコインへの規制が強まったり、ほかのネットワークに利用が移ったりすると、影響を受けやすいという面もあります。

くらげ

新興国で「ドル代わり」に使われてるっていうのは、すごく現実的な使われ方なんだよね。ここがトロンのいちばんの強みだと思うよ。

「実需がある」ことの意味

仮想通貨の中には、話題性や期待だけで価格がついているものも少なくありません。そうした銘柄は、話題が冷めると一気に買い手がいなくなってしまいます。

トロンの場合は、相場が良くても悪くても、USDTを送りたい人がいる限り手数料としてTRXが使われます。この「相場に関係なく続く需要」があることが、長く持つ銘柄を選ぶうえでの安心材料になるんです。

トロンでUSDTを送るときの注意点

トロンのネットワークでUSDTを送るときは、いくつか気をつけたいポイントがあります。

送金先がトロン(TRC20)に対応しているか

USDTは複数のネットワークで発行されているので、送る側と受け取る側で、同じネットワークを選ぶ必要があります。受け取り側がイーサリアム(ERC20)のアドレスしか対応していないのにトロンで送ると、着金しないことがあります。

手数料用のTRXを用意しておく

トロンでUSDTを送るには、手数料としてTRX(またはエネルギー)が必要です。ウォレットにUSDTだけが入っていてTRXがゼロだと、送金できません。少量のTRXを残しておくのが基本です。

日本の取引所での扱い

国内では、USDTそのものを扱う取引所はまだ限られています。日本円でTRXを買うことはできても、USDTの送金とはまた別の話なので、目的に合わせて取引所やサービスを選びましょう。

トロンの価格推移|これまでどう動いてきた?

トロンのロゴと上昇していく価格チャートのイメージ

トロンの価格は、ほかのアルトコインと同じように、仮想通貨市場全体の流れに大きく左右されてきました。おおまかな流れを整理すると、次のとおりです。

時期主なできごと価格の動き
2017〜2018年ICO・取引開始、仮想通貨バブル急騰後に急落
2019〜2020年DeFiやステーブルコインの利用が少しずつ拡大低い水準で推移
2021年仮想通貨市場全体の上昇一時的に上昇
2022〜2023年市場の冷え込み、USDT送金での利用拡大ほかの銘柄より下げは小さめ
2024年USDT送金の拡大と市場の上昇12月に最高値(約69.4円)
2025〜2026年高値から調整、利用は高水準が続く2026年10月時点で約52.7円

※最高値はCoinPaprika(日本円換算)。各時期の価格の動きはおおまかな傾向です。

ほかのアルトコインより下げにくかった理由

2022年以降の弱気相場では、多くのアルトコインが高値から8〜9割下がりました。その中でトロンは比較的下げが小さく、2024年には最高値を更新しています。

これは、USDTの送金という「相場に関係なく使われる需要」があったことが大きいと考えられます。投機マネーだけでなく、実際の利用が価格を下支えしてきた、というわけです。

くらげ

弱気相場でも最高値を更新できた銘柄って、実はそんなに多くないんだ。トロンの粘り強さはデータにも出ているよ〜。

最高値をつけた2024年12月に何があった?

トロンが最高値の約69.4円をつけた2024年12月は、仮想通貨市場全体が大きく上昇していた時期でした。ビットコインが過去最高値を更新し、多くのアルトコインにも資金が流れ込んだ局面です。

その中でトロンは、USDT送金での利用の多さが改めて注目され、価格が一気に上がりました。ただ、その後は市場全体の調整とともに値を下げ、2026年10月時点では最高値から約24%下の水準にあります。実需がある銘柄でも、相場全体の波からは逃れられないことがよくわかる値動きですね。

くらげ

最高値から2割ちょっと下っていうのは、アルトコインの中ではかなり踏みとどまってるほうなんだよ〜。

トロンは100円・1000円になる?時価総額でシミュレーション

「トロン 100円」「トロン 1000円」は検索も多いテーマです。価格の目標を考えるときは、価格×供給量=時価総額で、どれくらいの規模が必要かを確認するのがいちばん確実です。

トロン(TRX)の価格ごとに必要な時価総額を比べた棒グラフ
TRXの価格必要な時価総額現在からの倍率比べると
約52.7円(現在)約5.0兆円1倍ランキング8位
100円約9.5兆円約1.9倍XRP(約14.9兆円・9/29時点)よりは小さい規模
300円約28.5兆円約5.7倍イーサリアムの半分強
1000円約95兆円約19倍イーサリアム(約51.2兆円)の約1.9倍

※供給量 約950億TRXで計算(CoinPaprika 2026年10月2日時点)。イーサリアムの時価総額は2026年9月30日時点。供給量は焼却や発行で変わります。

100円は「十分ありうる」水準

100円に必要な時価総額は約9.5兆円で、現在の約1.9倍です。最高値の約69.4円からも1.4倍ほどなので、仮想通貨市場全体が上昇する局面が来れば、届いてもおかしくない水準だと考えています。ただし、時期はまったくわかりませんし、市場全体が冷え込めば当然遠のきます。

1000円は「10年でもかなり難しい」

1000円となると、必要な時価総額は約95兆円。いまのイーサリアムの時価総額の2倍近くで、ビットコインに次ぐ規模の銘柄にならないと届きません。トロンの実需は強みですが、USDT送金の手数料だけでこれだけの規模を支えるのは、現実的には難しいと考えるのが自然です。

くらげ

「1000円になる?」って聞かれたら、くらげは「イーサリアムの2倍の大きさになれるか」って言い換えて考えるようにしてるよ。そうすると冷静になれるんだ。

トロンとほかの主要アルトコインを比較

トロンの立ち位置をつかむために、送金や決済に強みを持つほかの主要なアルトコインと比べてみます。

銘柄価格時価総額主な特徴
トロン(TRX)約52.7円約5.0兆円USDT送金のインフラとして実需が大きい
XRP約238円約14.9兆円国際送金・金融機関向けのネットワーク
カルダノ(ADA)約40.4円約1.57兆円研究重視の開発、スマートコントラクト
ステラルーメン(XLM)約35.1円約1.23兆円個人向けの送金・決済ネットワーク

※CoinPaprika。TRX・ADAは2026年10月2日、XRPは9月29日、XLMは9月30日時点。

比べてみると、トロンは「時価総額の大きさ」ではXRPに及ばないものの、実際に毎日使われている量という点では非常に強い存在です。XRPやステラルーメンが金融機関や決済事業者との提携を軸にしているのに対し、トロンはすでに個人や取引所のあいだで大量のUSDT送金に使われている、という点が大きなちがいです。

一方、カルダノのように開発や研究を重視するタイプとは方向性がまったくちがいます。どれが優れているというより、「何で価値が生まれているか」がちがうので、複数の銘柄に分けて持つ場合も、それぞれの強みを理解しておくとよいですよ。

くらげ

同じ「送金系」でも、XRPは企業向け、トロンは個人や取引所向けって感じで、得意分野がちがうんだよね。

トロンの10年後はどうなる?3つのシナリオ

「トロン 10年後」は、この記事でいちばん多く検索されているテーマです。10年先の価格を当てることは誰にもできないので、ここでは弱気・中立・強気の3つのシナリオに分けて考えてみます。

トロン(TRX)の10年後を弱気・中立・強気の3つのシナリオで整理した図

弱気シナリオ:規制や競争で利用が減る

ステーブルコインへの規制が強まったり、ほかのネットワークに送金の需要が移ったりすると、TRXの需要は減ります。その場合、価格は現在の水準を下回ることも考えられます。目安としては50円以下のイメージです。

中立シナリオ:USDT送金のインフラとして使われ続ける

USDT送金での利用が続き、仮想通貨市場全体と同じくらいのペースで成長するケースです。価格は現在の1〜3倍程度、50〜150円くらいの幅を想定しています。

強気シナリオ:世界の決済インフラとして定着する

新興国での送金や決済にステーブルコインが広く使われ、その多くがトロン上で動く状態が続くケースです。市場全体も大きく成長すれば、100円を大きく超える可能性もあります。目安は150円以上ですが、1000円にはまだ距離があります。

※シナリオの価格はあくまで考え方の目安で、将来の価格を予想・保証するものではありません。

10年後を考えるときに見たい指標

  • トロン上のUSDTの発行量と、送金件数が増えているか
  • 1日あたりのアクティブなアドレス数
  • 手数料として焼却されるTRXの量(供給が減っているか)
  • ステーブルコインに関する各国の規制の動き

価格より先に、こうした「使われ方の数字」が変わることが多いので、年に1〜2回はチェックしておくと、シナリオのどれに近づいているかがわかりやすくなりますよ。

10年という時間で仮想通貨市場を見ると

10年後を考えるときは、過去10年の仮想通貨市場をふり返るのも参考になります。10年前に時価総額の上位にいた銘柄のうち、いまも上位に残っているものは多くありません。逆に、10年前には存在しなかった銘柄が、いまは上位に入っていることもよくあります。

つまり、10年という時間は、仮想通貨の世界では順位が大きく入れかわるほど長いということです。トロンが今の地位を保つには、USDT送金のインフラとしての役割を守りつつ、新しい使い道を広げていく必要があります。

くらげは、10年単位で持つ銘柄ほど「一度買ったら放置」ではなく、定期的に保有理由を見直すことが大事だと考えています。トロンなら、ステーブルコインの送金でいまの存在感を保てているかが、いちばんの確認ポイントになりますね。

トロンの将来性を左右する5つのポイント

トロンのロゴと上昇していくグラフ、どこまで上がるかを問いかけるイメージ画像

1. ステーブルコイン市場の拡大

ステーブルコインの市場は、各国でルールづくりが進むにつれて拡大が続いています。市場全体が大きくなれば、その送金を担うトロンの利用も増える可能性があります。

2. ステーブルコイン規制の行方

一方で、規制が厳しくなると、発行や送金に制限がかかる可能性もあります。特に、マネーロンダリング対策の観点から、送金の多いネットワークは監視の目が厳しくなりやすい点には注意が必要です。

3. ほかのチェーンとの競争

ソラナやイーサリアムのレイヤー2など、手数料の安いネットワークはどんどん増えています。送金の利用者がそちらに移れば、トロンの優位性は小さくなります。

4. 運営の中央集権性

トロンは、創設者のジャスティン・サン氏の影響力が大きいことや、承認者の数が限られていることから、「中央集権的だ」と指摘されることがあります。創設者に関するニュースや規制当局の動きが、価格に影響することもあります。

5. ステーキングやDeFiでの活用

TRXはステーキングでエネルギーを得られるほか、トロン上のDeFiでも使われています。単なる送金の手数料以外の使い道が広がれば、TRXを持つ理由が増えることになります。

くらげ

くらげが特に注目してるのは1と2だね。ステーブルコインが伸びるかどうかと、ルールがどうなるかで、トロンの未来はかなり変わると思う。

6. 手数料の焼却と供給量の変化

トロンでは、支払われた手数料の一部が焼却されるため、ネットワークの利用が多い時期には、新しく発行される量より焼却される量が多くなることがあります。供給が減っていけば、1枚あたりの価値には上向きの力が働きます。

ただし、焼却の量は利用状況によって変わり、手数料のルールが見直されることもあります。「焼却があるから必ず上がる」わけではない点は、頭に入れておきたいですね。

トロンに投資するリスクと注意点

市場全体の値動きに左右される

トロンは実需がある銘柄ですが、それでもビットコインなど市場全体が大きく下がる局面では、一緒に下がることがほとんどです。短期間で2〜3割動くことも珍しくありません。

規制リスク

ステーブルコインやその送金に関する規制は、各国で整備が進んでいる途中です。ルール次第では、トロン上での送金が使いにくくなる可能性もあります。

運営・創設者に関するリスク

創設者や関連企業に関するニュースが出ると、価格が大きく反応することがあります。プロジェクトの運営体制についても、ニュースは定期的に確認しておきたいところです。

詐欺やなりすましに注意

USDTの送金に広く使われているぶん、トロンのネットワークは詐欺にも悪用されやすい面があります。「USDTで高利回り」「TRXを送れば倍にして返す」といった話や、知らないアドレスから届いたトークンには近づかないようにしましょう。

海外取引所を使うときの注意

TRXは海外の大手取引所でも広く扱われていますが、その多くは金融庁の登録を受けていません。トラブルがあったときに日本の制度で守られないので、日本に住んでいる方は、まず国内の登録業者で取引するのがおすすめです。

トロン(TRX)に投資する前に確認したいチェックリスト
くらげ

実需がある銘柄でも、値動きの大きさはほかの仮想通貨と同じなんだよね。投資額は「下がっても眠れる金額」にしておこう〜。

トロン投資でよくある失敗パターン

失敗1:「1000円になる」という予想を信じて高値で買う

SNSや一部のサイトでは、根拠のあいまいな高い価格予想を見かけることがあります。時価総額で確かめずに信じてしまうと、高値づかみになりやすいです。目標価格は必ず時価総額に直して考えましょう。

失敗2:一度に全額を買ってしまう

仮想通貨は短期間で大きく動くので、一度に全額を買うと、買った直後の下落で大きな含み損を抱えることがあります。何回かに分けて買う「時間分散」を意識すると、買う価格をならしやすくなります。

失敗3:送金のネットワークをまちがえる

TRXやUSDTをほかのウォレットや取引所に送るとき、ネットワークをまちがえると資産を失うことがあります。初めての送り先には、少額でテスト送金をしてから本番の金額を送るのが鉄則です。

失敗4:高利回りをうたう話に乗る

「TRXを預けるだけで毎日◯%」といった話の多くは、詐欺やポンジスキーム(自転車操業)の可能性があります。高すぎる利回りを見たら、まず疑ってかかるのが安全です。

失敗5:ニュースに反応して売り買いを繰り返す

創設者や規制に関するニュースで価格が急に動くと、つい売り買いしたくなります。ただ、短期の値動きを当て続けるのは難しく、手数料や税金の負担も増えます。長く持つと決めたなら、事前に決めたルール以外では動かないのも大事です。

くらげ

値動きに一喜一憂しないためには、先にルールを決めておくのがいちばんなんだ。「決めたことだけやる」が最強の対策だよ〜。

トロン(TRX)の買い方|BITPOINTで買う手順

トロンは、国内ではBITPOINT(ビットポイント)などで日本円で買えます。BITPOINTは2026年4月1日にSBI VCトレードと合併しましたが、BITPOINTのサービスは合併後も続いていて、口座もそのまま使えると案内されています。ここではBITPOINTを例に、買い方の流れを紹介しますね。

BITPOINTでトロン(TRX)を買う4ステップ

STEP1:口座を開設する

公式サイトから口座開設ボタンをクリックします。

公式サイトかアプリから、メールアドレスを登録して口座開設を申し込みます。口座開設や口座の維持に手数料はかかりません。

ビットポイント公式サイトへ

STEP2:本人確認をする

スマホで本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)と顔写真を撮影して提出します。審査が終わると、取引ができるようになります。

STEP3:日本円を入金する

BITPOINTのアプリで日本円を入金する画面の流れ

銀行振込や即時入金で日本円を入金します。即時入金に対応した銀行なら、入金がすぐに反映されるので便利です(対応銀行や手数料は公式サイトで確認してください)。

STEP4:TRXを購入する

BITPOINTのアプリでトロン(TRX)を購入する画面の流れ

取引画面で「TRX」を選び、購入したい金額や数量を入力して注文します。注文前に、表示されている価格と手数料を必ず確認しましょう。

ビットポイント

買うときのポイント

  • 一度にまとめて買わず、何回かに分けて買う(時間分散)
  • 最初は少額から始めて、値動きに慣れる
  • 長く持つ場合でも、取引所のお知らせやセキュリティ設定は定期的に確認する
  • 取扱銘柄や手数料は変わることがあるので、公式サイトで最新情報を確認する

ビットポイント公式サイトへ

BITPOINT以外で買う場合の注意

TRXはほかの国内取引所でも扱いが広がっていますが、取引所によって「販売所」か「取引所(板取引)」か、手数料やスプレッド、最小注文数量がちがいます。

  • 販売所:操作はかんたんだが、買値と売値の差(スプレッド)が実質的なコストになる
  • 取引所(板取引):ユーザーどうしで売買するので、コストを抑えやすい

同じ金額を買うにしても、どこでどう買うかでコストが変わるので、何社か比べてから選ぶのがおすすめです。

トロンのメリット・デメリットと向いている人

メリット

  • USDT送金のインフラとして、毎日実際に使われている
  • 時価総額ランキング上位で、流動性が比較的高い
  • 弱気相場でもほかのアルトコインより下げが小さかった時期がある
  • 手数料の焼却により、利用が多いと供給が減りやすい
  • 国内取引所で日本円で買える

デメリット

  • ステーブルコイン規制の影響を受けやすい
  • 運営の中央集権性や創設者に関するリスクを指摘されることがある
  • 送金以外の用途では、ほかのチェーンほど目立った成長がない
  • 1000円のような大きな値上がりには、非常に大きな時価総額が必要

向いている人・向いていない人

トロンは、話題性より「実際に使われているか」を重視して、数年単位でじっくり持ちたい人に向いている銘柄です。一方、短期間で何十倍もの値上がりを狙いたい人や、規制や運営のニュースに振り回されたくない人には、あまり向いていません。

トロンの税金と保有のコツ

利益が出たら税金がかかる

TRXを売って利益が出た場合や、ほかの仮想通貨と交換した場合は、原則として課税の対象になります。2026年時点では、仮想通貨の利益は雑所得として給与などと合算する総合課税で、税制の見直しが議論されている段階です。最新の情報は国税庁の案内で確認してください。

くらげの保有ルール

買う金額は「全体の一部」に

TRXのように実需がある銘柄でも、1つの銘柄に資産を集中させないようにしています。ビットコインやイーサリアムなどの主要銘柄と組み合わせて、全体のバランスを取るのがおすすめです。

利益確定のラインを先に決める

「100円に届いたら一部を売る」など、利益確定のルールを先に決めておくと、相場が盛り上がったときにも冷静でいられます。

半年に1回は「使われ方」をチェック

価格よりも、USDTの発行量や送金件数などの数字を見て、保有を続ける理由が変わっていないかを確認するようにしています。

くらげ

長く持つ銘柄ほど、「どうなったら売るか」を決めておくのが大事なんだよね。ルールがあると、ニュースに振り回されにくくなるよ〜。

ほかの銘柄と組み合わせるなら

トロンは「送金の実需」に価値があるタイプなので、ビットコイン(価値の保存)やイーサリアム(アプリの基盤)など、価値が生まれる理由のちがう銘柄と組み合わせると、ポートフォリオのバランスが取りやすくなります。

同じ送金系のXRPやステラルーメンと一緒に持つ場合は、似た材料(規制や送金需要)で同じ方向に動きやすい点に注意しましょう。分散したつもりが、実は同じリスクに偏っていた、ということになりかねません。

トロン(TRX)に関するよくある質問(FAQ)

Q. トロンの10年後の価格はいくらになりますか?

A. 10年後の価格を正確に予想することはできません。この記事では、弱気(50円以下)・中立(50〜150円)・強気(150円以上)の3つのシナリオを目安として紹介しました。USDT送金の利用と、ステーブルコイン規制の行方が大きなカギになります。

Q. トロンは100円になりますか?

A. 100円に必要な時価総額は約9.5兆円で、現在の約1.9倍です。市場全体が上昇する局面が来れば届く可能性はありますが、時期は誰にもわかりません。

Q. トロンは1000円になりますか?

A. 1000円には約95兆円の時価総額が必要で、現在のイーサリアムの約1.9倍の規模です。10年という長い期間で見ても、かなり難しいと考えるのが現実的です。

Q. トロンはどこで買えますか?

A. 国内ではBITPOINTなどで日本円で買えます。取扱状況は変わることがあるので、各取引所の公式サイトで確認してください。

Q. トロンのステーキングはできますか?

A. トロンのネットワークでは、TRXを預けることでエネルギーや帯域幅を得たり、投票を通じて報酬を受け取ったりするしくみがあります。国内取引所でも、貸暗号資産などのサービスで運用できる場合があります。条件やリスクを確認してから利用しましょう。

Q. トロンとUSDTはどういう関係ですか?

A. USDTは米ドルに価値を連動させたステーブルコインで、トロンのネットワーク上でも発行・送金されています。トロンでUSDTを送るときの手数料にTRXが使われるため、USDTの送金が増えるほど、TRXの需要も増えやすい関係にあります。

Q. トロンはオワコンですか?

A. 時価総額ランキングで上位に入り、USDT送金で毎日使われている状況を見ると、「オワコン」とはいえません。ただ、規制や競争によって状況が変わる可能性はあるので、利用の数字は定期的に確認しておきましょう。

Q. トロンを少額から買うことはできますか?

A. 国内取引所では、数百円程度の少額から仮想通貨を買えるところが多いです。最小注文数量は取引所ごとにちがうので、公式サイトで確認してください。

まとめ|トロンは「使われているか」で10年後が決まる

トロン(TRON)のロゴ

トロン(TRX)は、USDTの送金インフラとして毎日使われている、実需のある銘柄です。時価総額は約5.0兆円でランキング8位と、仮想通貨全体の中でも上位に入っています。

100円は現在の約1.9倍で、市場全体が上向けば十分ありうる水準です。一方、1000円には約95兆円の時価総額が必要で、10年という長い期間で見てもかなり難しいと考えています。

トロンを考えるときのポイント

  • 現在の価格は約52.7円、時価総額は約5.0兆円(CoinPaprika 2026年10月2日時点)
  • 価格を支えているのはUSDT送金の実需。使われるほどTRXが必要になる
  • 100円は約9.5兆円、1000円は約95兆円の時価総額が必要
  • 規制や運営の中央集権性がリスク。国内取引所で、余裕資金を時間を分けて
くらげ

トロンは派手さはないけど、「使われている」って強みがある銘柄なんだ。夢を見すぎず、数字を見ながらじっくり付き合っていこうね〜。

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※本記事は2026年10月時点の情報をもとに作成しています。価格・取扱状況・プロジェクトの状況は変わることがあります。仮想通貨は価格変動が大きく、元本を失う可能性があります。紹介した内容は投資を勧めるものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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